NVIDIAがRTX Sparkロードマップを公開、2029年にはRosa Feynman世代も

NVIDIAはGTC Taipeiのキーノートにて、RTX SparkおよびDGX Station for Windowsが単発製品ではないことを正式に確認した。同社は両製品ラインを「Windows AI PCおよびワークステーション」向けの長期戦略として位置づけ、複数世代にわたるロードマップを初めて公開した形となる。

第一世代はBlackwellアーキテクチャをベースとし、2026年に登場予定だ。RTX SparkはGrace Blackwell SparkシリコンにLPDDR5Xメモリを採用し、ラップトップおよびコンパクトデスクトップとして展開される。一方のDGX Station for WindowsはBlackwell Ultraクラスのハードウェアを採用し、HBM3eメモリとConnectX-8 800Gネットワーキングを搭載するとされている。

続く2027〜2028年にはRubin世代への移行が予定されている。Vera Rubin SparkはLPDDR6メモリを採用し、DGX StationクラスにはHBM4メモリ、Vera CPU、CX9 1600Gネットワーキングが組み合わされる計画だ。NVIDIAがBlackwell以降もSparkおよびDGX Stationの両ラインを継続する意思を持つことが明確になったといえる。

最も注目すべきは2029〜2030年に登場予定の「Rosa Feynman Spark」だ。ロードマップにはHBM Next、Rosa CPU、CX10ネットワーキングとともに、Rosa Feynman Sparkの名称が2つのエントリーとして記載されており、NVIDIAが公開資料でこの名称を示したのは今回が初めてである。

なお、DGX Station for WindowsはGB300 Grace Blackwell Ultra Desktop Superchipを搭載し、最大748GBのコヒーレントメモリと最大20ペタFLOPS(FP4)の性能を持つとされている。エンタープライズAIワークフローやローカルでの1兆パラメーター規模のモデル実行を想定した製品であり、ASUS・Dell・GIGABYTE・HP・MSI・Supermicroから2025年Q4に提供される予定だ。

出典:NVIDIA

管理人コメント

2029年のRosa Feynman Sparkまで一気にロードマップ公開とは、NVIDIAのスケールの大きさに目が点…いや、目がGPUになりそう。2027年にRubin、2029年にFeynmanって、もはや物理学者の名前で時代を刻んでいく気概がすごい。ゲーマー的には「次世代のさらに次の次」を今から把握しておくと、沼の深さが計測できて逆に安心かもしれない。

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