Samsungが警告、世界的メモリ不足は2027年以降も悪化へ PC・GPU価格への影響必至

Samsungのメモリ事業責任者が決算説明会で衝撃的な発言を行った。世界的なメモリ不足は2027年まで続くどころか、さらに深刻化する可能性があるというものだ。同社によれば、すでに一部の顧客企業が2027年分のメモリを確保しようと先行注文を開始しており、2027年の供給ギャップは2026年よりもさらに拡大すると予測されている。

この状況を背景に、Samsungの2026年第1四半期の業績は過去最高水準を記録した。営業利益は前年同期比で750%以上増加しており、その約90%以上を半導体事業が占めている。SK hynixも同様の好業績を報告しており、AI向けHBM(高帯域幅メモリ)の需要急増が両社の収益を大きく押し上げている構図だ。

ゲーミングPCユーザーにとって特に気になるのは、こうしたメモリ不足がDDR5 RAMやGDDR7を搭載する最新GPUの価格に与える影響だ。AIデータセンター向けの需要がメモリ全体の供給を逼迫させており、コンシューマー向け製品の価格も上昇圧力にさらされている。現時点でもRTX 5000シリーズやRX 9000シリーズといった最新世代GPUの供給状況は安定しているとは言いがたく、メモリ不足が長期化すれば価格高騰がさらに続く恐れがある。

別のDRAMメーカーは、このメモリ不足が最長で2030年まで続く可能性を示唆しており、5年規模の長期問題になりかねないとの見方もある。またAWSは、メモリ価格の高騰によりオンプレミス環境からクラウドへの移行を余儀なくされる企業が増えていると報告しており、メモリ不足の影響はPC市場にとどまらず広範囲に及んでいる。

Samsungは自社のスマートフォンやタブレットの価格をすでに引き上げており、コンシューマー向け製品全般でのさらなる値上げも懸念される。PCのアップグレードやメモリの増設を検討しているユーザーは、在庫があるうちに早めに購入を検討するか、既存の環境を最大限に活用する工夫が求められそうだ。

出典:PC MAG

管理人コメント

メモリ不足が2027年どころか2030年まで続く可能性……これもう「メモリ」という名の恐怖ゲームでは? RAMを増設しようと思って価格を見たら、逆に記憶を失いそうなレベルになっていた、なんてオチが現実になる前に、今あるメモリを大切に使いましょう。省メモリ生活、始めませんか(泣)。

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