MicrosoftはASUSおよびAMDとの連携により、ROG Xbox AllyおよびROG Xbox Ally Xに向けた大型ソフトウェアアップデートを配信した。リリースから約6か月が経過したこのハンドヘルドデバイスは、今回のアップデートによってドッキング時の使い勝手が大幅に向上し、まるでXboxコンソールのような操作感を実現できるようになった。
最大の改善点はドッキング体験の刷新だ。ドックに接続すると自動的にテレビ側へ映像出力が切り替わり、本体ディスプレイはオフになる。サムスン・LG・Vizio製のスマートテレビでは自動低遅延モード(ALLM)やゲームモードが自動で有効化され、接続するだけで最適な映像環境が整う。ROG Bulwark DockではHDR10と可変リフレッシュレート(VRR)にも対応し、映像品質がさらに向上する。また、Game BarにはディスプレイウィジェットがKが追加され、解像度やリフレッシュレートをコントローラーだけで手軽に変更できるようになった。
ROG Xbox Ally X向けには自動スーパー解像度(AutoSR)のプレビュー版がXbox Insiderメンバーに提供開始された。外部ディスプレイへ接続したドッキングモードにおいて、1440p相当のディテールと滑らかなフレームレートを同時に実現するとされている。これまでゲームプレイでは解像度とパフォーマンスのどちらかを選ばなければならなかったが、AutoSRはそのトレードオフを大きく改善する技術として期待される。
音声面ではBluetooth LE Audioを活用した「超広帯域ステレオ音声」ストリーミングへの対応も追加された。これによりボイスチャットのマイク使用中でも高音質なステレオサウンドを維持できるようになり、対戦ゲームやチーム戦での没入感が損なわれにくくなる。Xbox Wireless Headsetをはじめ、LE Audio対応のヘッドセットやイヤホンで利用可能だ。
本アップデートを利用するには、Armoury Crate SE・Xbox PCアプリ・Game Bar・Windows 11をそれぞれ最新バージョンに更新する必要がある。また、ドッキング前にコントローラーをペアリングしておくことで、より安定したコントローラー切り替えが行えるとMicrosoftは推奨している。今後もXbox Insiderのフィードバックをもとに機能改善が続けられる予定だ。
管理人コメント
ドッキングしたら自動でテレビに映って、ゲームモードまで有効になる……これもう「挿すだけ快適」じゃないですか!AutoSRで画質もフレームレートも両立って、「ケーキも食べてダイエットも成功」みたいな欲張りセットですね。ハンドヘルドの時代、着実に進化しております。
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