PS6発売時期・価格は未定のまま――メモリ不足でソニーが慎重姿勢

ソニーは最新の業績説明会において、次世代ゲーム機「PS6」の発売時期および価格が現時点でまだ決まっていないことを明らかにした。背景にあるのは、AIブームによる半導体需要の急増でメモリ市場が逼迫し、その状況が長引いていることだ。ソニーグループ社長の十時裕樹氏は、2027年もメモリ価格の高止まりが見込まれるため、次世代機の計画については引き続き検討中と説明した。

PS5の累計販売台数は現在9370万台に達しており、1億台に迫る水準だ。ただし、PS4が発売後の同時期に複数回の値下げを実施して普及を加速させたのに対し、PS5はむしろ今年に入って日本を含む各国で値上げが行われており、新規購入のハードルは上がっている。それでも、ソニーはPlayStationプラットフォームのアクティブユーザー数が増加を続けており、次世代機を急いで投入する必要はないとの認識を示している。

今年11月には『グランド・セフト・オートVI』のコンソール版発売が予定されており、PC版は同時リリースされない見通しだ。業界内では、GTA6がPS5やXboxの販売を大きく押し上げるとの期待がある一方、ソニー自身は大幅な需要増を必ずしも前提としていない模様だ。今期のゲーム事業はハードウェア販売減の影響で売上高が前年比6%減になると予測しつつも、ファーストパーティータイトルの好調などにより営業利益は30%増を見込んでいる。

ソニーは営業利益の見通しに「次世代プラットフォーム」への投資増加を織り込んでいることも明らかにしており、PS6に向けた開発が着実に進んでいることをうかがわせる。また、メモリ問題に対応するために新たなビジネスモデルや販売形態を検討しているとの示唆もあり、低価格の携帯型モデルを先行投入するのではないかという噂も根強い。一方で、半導体不足の深刻化によりPS6の発売が2028年から2029年にずれ込む可能性を指摘するアナリストや報道も出ており、先行きは依然として不透明な状況だ。

管理人コメント

メモリ不足でPS6が延期になるかもしれないとは、まさに「記憶がない」状態ですね。GTA6がPC版なしで登場するなか、PCゲーマーとしては「コンソール買うか……」と悩む局面ですが、気づけばPS6を待ちながら時が過ぎていく未来も十分ありえます。ソニー、早めの発表を頼みます!

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