CD Projekt Red(CDPR)は、次世代RPG「The Witcher 4」と「Cyberpunk 2」の開発において、過去のプロジェクトで露呈した問題点を踏まえた新たな開発プロセスを導入したことを明らかにした。Digital Dragonsのパネルセッションで、同社のテクニカルライターであるJarosław RucińskiとAdrian Fulneczekが内部ドキュメント管理の改善について語った。
Cyberpunk 2077の開発では8,000ページ以上の技術ドキュメントが存在していたにもかかわらず、その維持管理が低優先度とされていたという。さらに拡張コンテンツ「Phantom Liberty」の開発時には、ドキュメントがクラウドと社内のConfluenceに分散してしまい、情報共有に支障をきたした。また、The Witcher Remakeの制作開始時には、オリジナルゲームの技術的な記録がほとんど残っておらず、開発チームが苦労する場面もあったとされている。
こうした反省を受け、CDPRは現在の開発プロセスにおいて、ドキュメントの整備を各開発フェーズの「ゲート(通過条件)」の一部として義務付けるようになった。Fulneczekは「そのゲートを通過するための要件の一つがドキュメントであり、以前はそのような仕組みがなかった」と説明している。
さらに、チーム間での技術知識の共有体制も整備された。以前はチームごとに権限が分かれており、別チームが発見した解決策やツールを活用できない状況が生じていたが、今後はその壁を取り除き、社内全体でノウハウを共有できる仕組みを構築しているという。Fulneczekは「将来は非常に有望だ。教訓を得た」と語っている。
「The Witcher 4」と「Cyberpunk 2」はいずれもリリース日が未定のままであり、CDPRは準備が整った段階でのリリースを目指しているとみられる。発売スケジュールよりも開発品質を優先する姿勢は、過去の轍を踏まない強い意志の表れといえるだろう。
出典:Games Radar
管理人コメント
8,000ページのドキュメントを作ったのに管理しなかったって、それはもはや「積みドキュメント」やないか!ゲーマーも積みゲーで同じことやってるから笑えないけど、ウィッチャー4はちゃんと管理された状態で届けてほしいものだ。
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