企業向け生成AIサービス市場において、米新興企業AnthropicのシェアがOpenAIを逆転したことが明らかになった。米法人向け資金管理サービス企業のRamp社が、約5万社の法人支出データを分析した結果として報告されたものだ。
2026年4月時点でAnthropicのシェアは34.4%、OpenAIは32.3%となっており、Anthropicが首位に立った形だ。Anthropicは2025年1月時点では約4%にすぎなかったが、わずか1年強で30ポイント以上の急成長を遂げたことになる。一方、OpenAIは2025年4月に30%台に乗った後、横ばいが続いているという。
Ramp経済研究所の主任エコノミストは、Anthropicの開発方針が業界の人材を引きつけることに成功したと分析しており、このシェア拡大は一過性ではないとの見解を示している。Claudeシリーズの実用性や安全性への取り組みが企業導入を後押ししているとみられる。
一方で、Anthropicが開発した最新AIモデル「Claude Muthos(クロード・ミュトス)」については、人間では発見困難なシステムの脆弱性を検出できる能力を持つとされており、サイバーセキュリティ分野での活用が期待される反面、悪用リスクも指摘されている。エネルギーや金融といった社会インフラへのサイバー攻撃への転用が懸念されており、日本政府も対策パッケージの取りまとめを進めているとされている。
管理人コメント
1年で4%から34%超とは、まるで最低設定でプレイしていたゲーマーが突然RTX 5090並みの設定に切り替えたような爆伸びっぷりだ。OpenAI、気づいたら2位に転落で「やられた!」状態。AI業界のバトルロイヤル、目が離せないぞ。
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