中国YMTC、2027年末までにNAND世界首位を目標 シェア14%から約2倍への急拡大狙う

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中国のNANDフラッシュメモリ大手YMTCが、2027年末までにSamsungとSK hynixを抜き、世界最大のNANDメーカーになる目標を投資家へ示したと報じられた。現在の世界シェアは約14%とされており、約16カ月で首位へ到達するには生産規模を急速に拡大する必要がある。

Counterpoint Researchの集計として伝えられた2026年第2四半期の市場シェアは、Samsungが約25%、SK hynixとSolidigmが合計約22%、YMTCが約14%。YMTCはすでに出荷量で世界3位へ浮上しており、中国国内では首位となっている。

同社は上海証券取引所の科創板への上場を通じ、約49億ドル(約7,800億円)の調達を計画している。調達資金のうち約31億ドルを量産ラインの更新、残りを研究開発へ振り向ける方針だ。米国の輸出規制によって先端製造装置へのアクセスが制限される一方、複数のNAND層を接合するXtacking技術や中国製装置を使って生産能力を高めているという。

計画どおり供給量が急増すれば、AI需要で逼迫しているNAND市場の需給を緩める可能性がある。一方、輸出規制や地域別の販売制約もあり、増産分が日本の一般向けSSD価格へそのまま反映されるとは限らない。2027年までの設備増強が実際の出荷量と世界価格をどこまで動かすかが重要になる。

出典:Tom’s Hardware

管理人コメント

現在約14%のシェアから、16カ月ほどでSamsungとSK hynixを追い越す計画。目標がだいぶ前のめりです。ただ、実現できなくても増産そのものはNAND市場を動かします。SSD価格が高止まりする現在、日本のユーザーにとって重要なのは順位より供給量。首位争いの副作用でSSDが安くなるなら歓迎です。

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