Computex 2026において、IntelがDDR4プラットフォーム向けの新CPU「Raptor Lake Next」を2027年前半に投入する計画を持っていることが明らかになった。これはRaptor Lakeシリーズとしては第3世代のリフレッシュにあたり、LGA 1700ソケットを引き続き採用するとされている。Intelが来年のCESで投入を予定しているNova Lakeとは並行展開となる見込みだ。
複数のマザーボードベンダーが、AM4およびLGA 1700向けDDR4マザーボードの増産計画を持っていることをTom’s Hardwareが確認している。DDR4の需要増加が増産の理由として挙げられており、Raptor Lake Nextとの直接的な関連についてはコメントを避けたものの、タイミング的に無関係とは考えにくい状況だ。AMDがメモリ不足を背景にRyzen 7 5800X3Dを再投入した例があるように、IntelもDDR4市場の需要に応える形で動くとみられる。
現時点では正式な製品名やスペックの詳細は不明であり、「Raptor Lake Next」という開発コード名とおおよそのリリース時期が把握されているにとどまる。Intelのロバート・ハロック氏がRaptor LakeはABまず「市場に潤沢に供給され続ける」と発言していたことも、今回の計画と整合する。また、産業・組み込み向けに投入されたBartlett LakeがLGA 1700と互換性を持つことから、Intelが引き続きRaptor Coveアーキテクチャをベースとしたウェハーを Intel 7プロセスで製造していることは確かだ。
Raptor Lake Refreshは現時点においてもゲーミング用途でIntelの最上位クラスに位置しており、最新のCore Ultra 7 270K Plusでさえゲーミング性能でわずかに及ばないほどの競争力を維持している。Raptor Lake Nextが単なる既存製品の再供給なのか、それとも新たなラインアップとして構成されるのかはまだ判明していないが、予算重視のプラットフォームの寿命を延ばすAMDの戦略と同様の方向性とみられる。詳細は2027年前半の正式発表を待つ必要がある。
管理人コメント
不具合騒動でIntelの信頼を大きく揺るがしたRaptor Lake系を、まさかここで再投入とは……なかなか攻めた一手ですね。俺だったらスルーだな。とはいえDDR4環境ユーザーへの救済にはなるかも?「安く組みたい」勢にとってはある意味朗報。財布にやさしいのは認めるが、信頼の回復はスペック表には載らないのが難しいところである。
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