グラフィックカードメーカーのManliが、NVIDIAのAmpereアーキテクチャを採用した2モデルを公式サイトに新たに掲載した。約5年前に登場したアーキテクチャのGPUが、再び市場に投入されるという異例の動きだ。
掲載されたのは「GeForce RTX 3060 M2521+N630」と「GeForce RTX 3050 6GB Nebula Twin」の2モデルである。RTX 3060はCUDAコア数3584基、12GB GDDR6メモリ(192bitバス・360GB/s帯域幅)を搭載し、ブーストクロックは1777MHzとされている。ボード電力は170Wで、デュアルスロット・デュアルファン構成の2スロットカードだ。なお、NVIDIAが後に投入した8GBモデルではなく、オリジナルの12GBモデルである点には注意が必要だ。
一方のRTX 3050 6GB Nebula TwinはCUDAコア数2304基、6GB GDDR6メモリ(96bitバス・168GB/s帯域幅)を搭載する低消費電力モデルだ。ボード電力はわずか70Wで、補助電源コネクタも不要。PCIeスロットからの給電のみで動作するとされている。こちらもオリジナルの8GBモデルではなく、後から追加された6GBモデルである点に留意したい。
RTX 3060 12GBについては、今年に入ってから供給再開の動きが複数回報告されており、新規生産が7月ごろに始まるという情報もあった。今回のManliによるラインナップ追加は、こうした供給再開の流れに沿ったものとみられる。ただし、現行世代のRTX 5000シリーズやRX 9000シリーズが存在する中で、旧世代GPUの新規投入がどこまで市場で受け入れられるかは未知数だ。
低価格帯市場や省電力用途を狙った製品として位置づけられている可能性があるが、現時点では価格や発売地域などの詳細は明らかになっていない。新興国市場や予算重視のユーザー向けなど、特定のニーズに応える製品として展開されるとみられる。
管理人コメント
5年前のアーキテクチャを今さら新品で出してくる大胆さ、ある意味リスペクト。RTX 3050は補助電源不要の省電力モデルとはいえ、現行世代GPUがズラリと並ぶ市場で「誰が買うんねん!」と思わずツッコんでしまった。ニッチな需要向けとはいえ、選択肢が増えること自体は悪くないのかもしれない。
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