Microsoftは社内メモ「Next 100 Days: XBOX Reset」において、Xboxが深刻なハードウェアコンポーネント危機に直面していることを認めた。メモはXbox部門のCEOであるAsha SharmaとMatt Brodyの連名で署名されており、Team Xbox全社員に向けて送付されたものだ。
メモによると、コンソール向けストレージコンポーネントの価格は今年2月時点で昨年秋比2倍以上に達し、その後さらに倍増したという。2027年のホリデーシーズンに向けてはさらなる上昇が見込まれており、2年前と比較して5倍超のコストになると予測されている。メモリコストも同様の軌跡をたどっているとされる。
この状況はコンソールの供給にも直接影響を及ぼしており、Microsoftは「現在、プレイヤーが購入したいと思う台数のコンソールを製造できていない」と明言した。同社は次世代Xbox「Project Helix」への取り組みを維持しつつ、新たなビジネスモデルとハードウェアパートナーシップの構築が必要だと述べている。この記述から、HelixはサードパーティーのOEMによって製造される可能性が高いとみられる。
財務面でも厳しい状況が続いており、XboxはActivision Blizzard Kingを除いた5年間でコンテンツ・プラットフォーム・ハードウェア補助金に200億ドル以上を費やしながら、年間収益は約5億ドル減少したという。今期は前年比でアカウンタビリティマージンが3%程度に留まる見通しだ。
米メディアThe Vergeの報道によれば、Microsoftは現在「抜本的に異なる」コンソールビジネスモデルの模索を進めているとされる。具体的にはサブスクリプションバンドル、柔軟なストレージオプション、あるいは追加のハードウェアパートナーシップなどが候補として挙がっているが、現時点で正式なモデルの発表はない。業界全体がコンポーネント不足の影響を受けている中、Microsoftは「過去5年間の判断によって他社より大きな打撃を受けている」と自己分析している。
出典:The Verge
管理人コメント
ストレージが2年で5倍超とは…ゲームのロード時間より先に財布がロードできなくなりそう。「コンソールが足りない」「お金も足りない」と二重苦のXbox、次世代Helixはいったいどんな形で登場するのか、OEM製Xboxというのも中々カオスな展開で目が離せないぞ。
読み込み中...






