Computex 2025において、PCIe Gen6対応SSDコントローラーが複数のメーカーから発表された。ただし現時点では、いずれもエンタープライズ向け・AIサーバー向けの製品であり、一般コンシューマーへの普及は当面先になるとみられる。
PhisonはPCIe Gen6対応の次世代SSDコントローラー「X3」を展示した。同コントローラーは順次読み取り最大28GB/s、最大680万IOPSの性能を目標としており、E1.SおよびE3.Sといったエンタープライズ向けフォームファクターを対象としている。顧客向けサンプル出荷は2025年内を予定しており、量産出荷は2027年を計画しているという。
InnoGritもComputexでPCIe Gen6コントローラー「Crestone IG5686」を披露した。PCIe Gen6 x4インターフェースとNVMe 2.3をサポートし、最大256TBの容量に対応。読み取り速度は最大28GB/s、書き込み速度は最大22GB/s、ランダム読み取りは最大700万IOPSに達するとされている。こちらもE1.S・E3.S向けの製品だ。
デスクトップPC向けのPCIe Gen6ストレージ普及には、まだ数年かかる見通しだ。コンシューマー向けプラットフォームはようやくPCIe 5.0ストレージへの移行が本格化しており、次世代クライアント向けプラットフォームにおいてもGen6 SSDが標準となる時期は当面見込めない。PCIe Gen6がコンシューマー市場に登場するタイミングは、DDR6メモリの普及時期と近くなるとも予測されている。
一方、ストレージ市場全体の価格動向も注目される。Gen5 SSDはようやく価格が落ち着きつつあったが、AI需要の急拡大やメモリ不足の影響を受け、ストレージ価格は再び上昇傾向にあるとされている。PCIe Gen6は今後の大きな進化として期待されるが、ゲーミングPCユーザーへの恩恵はしばらく待つ必要がありそうだ。
出典:Wccftech
管理人コメント
28GB/sって聞いてワクワクしたら「2027年以降・サーバー向けのみ」というオチ。まさに「速い話には裏がある」を体現した発表ですね。我々ゲーマーはGen5 SSDでせっせとゲームをインストールしながら、Gen6の夢を見て待つことにしましょう。待つのもゲーマーの才能です!
読み込み中...






