NVIDIAの「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」が正式に提供開始された。第2世代TransformerモデルをRay Reconstructionへ導入し、レイトレーシングやパストレーシング使用時の反射、照明、残像などを改善する。
DLSS Ray Reconstructionは、ゲームエンジン側のデノイザー処理をAIモデルへ置き換える技術だ。DLSS 4.5では時間方向と空間方向の情報を利用する新しいモデルを採用し、従来よりも安定した映像を再構成する。
対応GPUはGeForce RTX 20、30、40、50シリーズで、最新GPUだけに限定されない。最新のGeForce Game ReadyドライバーとNVIDIA Appを導入し、対応タイトルで新しい「Preset F」を指定することで利用できる。
WccftechがGeForce RTX 5090で比較した検証では、『Resident Evil Requiem』で反射表現、『Pragmata』でレーザーの残像、『DOOM: The Dark Ages』でパストレーシング時のノイズ、『Cyberpunk 2077』で照明や反射の安定性が改善したとしている。
一方、性能面では大きな変化は確認されず、同媒体の検証では差はおおむね±3fpsの範囲だった。RTX 40シリーズでも同様に大幅な性能低下は見られなかったという。
当サイトでは8月23日に、正式配信前のモデルがゲームファイルから発見された段階を取り上げていた。(参考:関連記事)今回は実際に正式提供が始まり、既存RTXシリーズで利用できる状態になったことが新しい点となる。
フレームレートを大幅に引き上げる機能ではないが、同等の性能を維持したままレイトレーシング画質を改善できるのであれば、対応ゲームを遊ぶRTXユーザーにとって実用性の高いアップデートと言えそうだ。
出典:https://wccftech.com/nvidia-dlss-4-5-ray-reconstruction/
管理人コメント
DLSS 4.5は「fpsをさらに盛る」より、今回はレイトレ画質の粗を減らす更新です。しかもRTX 20世代から使えるのはかなり大きい。GPUを買い替えなくても見た目が改善するなら歓迎しかありません。RTX 5090だけの豪華機能ではなく、古いRTXにも降りてくる。そこはNVIDIA、ちゃんと偉い。








