NVIDIAが8月中の提供を予告している「DLSS 4.5 Ray Reconstruction」とみられる新モデルが、「Call of Duty: Modern Warfare 4」のベータ版ファイルから発見された。正式配信はまだ始まっていないが、すでに一部ユーザーによる既存ゲームでの動作検証も行われている。
ベータ版に含まれているRay Reconstruction用DLLはバージョン310.7.128で、コミュニティによる調査では新しい「Preset F」を使用するモデルとみられている。従来版ではPreset Dが利用されており、NVIDIA Profile Inspectorを使ってPreset Fを指定することで新モデルを有効化できると報告されている。
NVIDIAはComputexでDLSS 4.5 Ray Reconstructionを発表しており、第2世代Transformerモデルを採用する。従来モデルよりパラメータ数を20%、演算量を35%増やしながら、性能を大きく落とさず、時間方向の安定性やライティング精度、動いている物体のディテール改善を狙うとしている。
今回発見されたDLLは「Cyberpunk 2077」「Alan Wake 2」「Hogwarts Legacy」「Crimson Desert」などでもユーザーによるテストが行われており、ゴーストの減少や細部の保持、デノイザー由来のちらつき改善などが報告されている。ただしゲームによって結果には差があり、正式な比較テストではない点には注意が必要だ。
さらに、今回のファイルは最終配信用と同一とは限らない。NVIDIAアプリからDLSS 4.5 Ray Reconstructionを正式に選択できる状態にもなっておらず、現時点では正式リリース前のファイルを手動で利用した検証にすぎない。
それでも、Ray Reconstructionはパストレーシングや高度なレイトレーシングを使用するゲームの画質を大きく左右する技術だ。正式版でゴーストやちらつきが改善されれば、RTXシリーズで高負荷なレイトレーシングを使うPCゲーマーにとって、単純なfps向上とは別方向の重要なアップデートになる。
出典:Reddit
管理人コメント
DLSS 4.5 Ray Reconstruction、正式配信前なのにベータファイルから掘り出され、別ゲームで動かされ始めています。PCユーザー、仕事が早い。初期報告どおりゴーストやノイズが減るなら、レイトレーシング重視のゲームでは見た目の改善が期待できます。ただし今回は未正式版。最終版と同じとは限らないので、評価はNVIDIAの正式配信後にしたいところです。








