Linuxデスクトップ環境として高いカスタマイズ性を誇るKDEに、実に20年以上前からリクエストされていた機能がついに実装された。それが「モニターごとの仮想デスクトップ切り替え」だ。これまでのKDEでは、1台のモニターで仮想デスクトップを切り替えると、接続されたすべてのモニターの仮想デスクトップが同時に切り替わる仕様だった。
新機能が統合されたことで、ユーザーは各モニターに対して独立した仮想デスクトップを割り当てられるようになる。たとえば、メインモニターではゲームや作業用デスクトップを表示しつつ、サブモニターでは別のデスクトップ環境を維持するといった柔軟な使い方が実現する。マルチモニター環境でLinuxを活用するゲーミングPCユーザーにとっては、長年待ち望んだアップデートと言えるだろう。
この機能はオプション形式で提供される予定であり、従来通りの全モニター一括切り替えを好むユーザーはこれまで通りの操作感を維持できる。設定画面から切り替えられるため、環境に合わせて柔軟に対応可能だ。マルチディスプレイ構成でゲームと動画視聴、配信ソフトを同時に管理したいユーザーに特に恩恵が大きい。
KDEはGnomeと並んでLinuxデスクトップ環境の双璧をなす存在だが、今回のアップデートでさらにその実用性が高まった。ゲーミングLinux環境の整備が進む昨今、SteamDeckなどのLinuxベースゲーミング機器の普及とも相まって、KDEへの注目はますます高まっている。正式リリースのタイミングにも期待が集まる。
出典:TechPowerUp
管理人コメント
20年以上放置されていたバグならぬ「仕様」がついに改善!「なんでサブモニターまで切り替わるんだ!」と叫び続けたLinuxゲーマーの魂が、ようやく成仏できそうです。20年待てるなら、次の大型GPGPUアップデートも待てる……待てるとは言っていない。
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