日本マイクロソフトは8月1日、「Xbox Series X|S」全モデルの価格改定を実施した。最も手頃な「Xbox Series S」512GBモデルは82,480円、1TBモデルは97,480円となり、上位モデルの「Xbox Series X」はオールデジタル版が109,980円、ディスクドライブ搭載版が117,980円に設定されている。改定前と比べると、Series Sの512GBモデルで2万円、それ以外のモデルでは3万円の値上げとなった。
Microsoftは値上げの理由として、コンソール向けストレージやメモリの部品価格が従来の2.5倍以上に高騰していることを挙げている。さらに同社は、これらの部品コストが2027年秋までにさらに倍増する可能性があるとも説明しており、今後も価格が上昇し続ける懸念がある状況だ。ゲーム機はもともと製造コストを下回る価格で販売されるケースが多く、部品価格の急騰が事業に深刻な影響を与えているとされる。
現行世代のゲーム機全体で価格上昇の流れが続いている。ソニー・インタラクティブエンタテインメントは今年3月にPlayStation 5を値上げし、任天堂もNintendo Switch 2の価格改定を実施した。日本市場においてはPS5やSwitch 2が日本語専用モデルで価格を抑えているのに対し、Xboxには国内専用モデルが存在しないため、相対的に高価に感じられる点が課題とみられる。また、Microsoftストアでは新モデル「Xbox Series X X25限定エディション」の商品ページが「近日公開」として公開されているが、価格や発売日などの詳細は現時点では明らかにされていない。
一方で、Microsoftにはハードウェア購入に縛られない独自の強みがある。XboxタイトルのほとんどはWindows PCでもプレイ可能であり、サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」のクラウドゲーミング機能を活用すれば、PCやスマートフォン、スマートTVなどからもゲームをプレイできる。今回の値上げによってコンソール購入のハードルが上がった分、PCゲーミングやクラウドゲーミングを軸としたXboxの価値訴求が、日本市場においてこれまで以上に重要な戦略となりそうだ。
管理人コメント
Xbox Series Xが約12万円…。正直「誰が買うねん!」とツッコミたくなる値段だ。メモリ価格の高騰はPCだけでなく、コンソール派にとっても他人事ではない。ゲーム業界全体が「値段だけは次世代に進まないでくれ」と願う今日この頃である。








