Thermal GrizzlyとNoctuaが、高性能GPU向け電源監視デバイス「WireView Pro II Noctua Edition」を正式に発売した。GPUの12V-2×6端子と電源ケーブルの間に装着し、12Vラインごとの電流を個別に監視することで、接触不良などによる電流の偏りを検知する。設定値を超えた場合は画面表示や警告音を出し、付属ケーブルを利用すればPCを自動シャットダウンすることも可能だ。
従来のWireView Pro IIから冷却機構も変更され、30mmファンの代わりにNoctua製40mmファンと大型アルミヒートシンクを採用した。Noctuaのテストでは、ケースファンを停止し内部温度を40℃以上にした厳しい条件でも、GPU負荷300Wまではファンを停止した状態を維持。400W、480Wでは従来モデルよりファンが動き始めるまでの時間が2倍以上長く、コネクタ温度も約3℃低かったという。
ファン作動時の回転数も従来モデルの約5000rpmから2000rpm未満へ下がり、10cmの距離で測定した騒音値は39.4dB(A)から21.5dB(A)へ低下した。海外での希望小売価格は189.90ドル/189.90ユーロで、さらに本製品の使用中に発生したGPU側12VHPWR/12V-2×6コネクタについて2年間の保証も付く。RTX 5090クラスの高消費電力GPUでは電源端子への対策製品が相次いでおり、「異常を知らせる」だけでなく「異常時に止める」方向へ保護機能が進化している。
出典:VideoCardz
管理人コメント
12V-2×6の不安に対して、電流監視、警告、自動停止まで全部載せ。かなり本気の保険です。しかもNoctua版は騒音まで大きく下げています。ただし海外価格は189.90ドル。安全装置としては頼もしい一方、気軽に足せる金額ではありません。RTX 5090級を使う人向けの装備、と考えるのが自然です。








