Blizzard Entertainmentが『Warcraft III: Reforged』に大型アップデート「Patch 3.0」を配信し、ゲームの動作条件を変更した。新たにインターネットへの常時接続が必要となり、シングルプレイでもオフラインでは起動できなくなったほか、LANによるローカルマルチプレイ機能も削除されている。
Patch 3.0は、新拡張『Forsaken Kingdom』のリリースに合わせて実施された大規模更新だ。新しいグラフィックスモードや各種改善も加わった一方、Blizzardのパッチノートには常時接続化とLAN削除の理由は示されていない。
影響が大きいのは、インターネット接続を必要としないシングルプレイまでオンライン前提になったことだ。サーバー側の障害や通信環境によって、一人用キャンペーンにもアクセスできなくなる可能性が生じる。発売から長期間遊ばれてきたPCゲームだけに、将来のゲーム保存という観点でも無視しにくい変更となる。
LANモードの削除も、Warcraft IIIという作品では意味が大きい。同シリーズはオンライン対戦だけでなく、ローカルネットワークを使った対戦や大会、コミュニティ製マップなどとともに長く支持されてきた。現行のReforgedからその選択肢がなくなることで、従来可能だった遊び方の一部が失われる。
ただし、完全にオフラインプレイやLANが利用できなくなったわけではない。Reforged購入者には旧版Warcraft IIIのレガシークライアントも提供されており、Blizzardによると、こちらでは引き続きオフラインプレイとLAN接続を利用できる。
Patch 3.0ではユニットの同時選択上限を12体から24体へ拡大するなど、ゲームプレイ面の改善も進められた。それだけに、現行版を使いやすくする一方で接続条件は厳しくなるという今回の変更は目立つ。20年以上遊ばれてきたPCゲームだからこそ、最新機能だけでなく「将来も単独で起動できるか」という部分も重要になってくる。
出典:PC Gamer
管理人コメント
新グラフィックスや操作性改善は歓迎ですが、シングルプレイまで常時接続必須にする必要があるのかは疑問です。しかもWarcraft IIIといえばLAN対戦も歴史の一部。2002年のゲームを現代化した結果、ネットへの依存度まで最新仕様になりました。旧クライアントにはオフラインとLANが残るので、完全消滅ではないのが救いです。








