ValveのSteam Frame、QualcommのSnapdragon値上げで発売価格に暗雲

このページには広告が含まれています

Valveが開発中のスタンドアロンVRヘッドセット「Steam Frame」が、またしても新たなコスト圧力に直面している。Qualcommが同社製品の価格を二桁パーセントの幅で引き上げると顧客に通知したことが報じられており、新価格は2026年9月1日以降に出荷されるチップから適用される見通しだ。Qualcomm側はサプライヤーからのコスト上昇を自社で吸収する余地が尽きたと説明している。

Steam FrameはQualcommのSnapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載しており、16GBのLPDDR5X統合メモリと256GBまたは1TBのUFSストレージも組み合わせた構成となっている。これらの主要コンポーネントはいずれも、現在進行中のハードウェア不足の影響で供給逼迫やコスト上昇に直面している状況だ。

Valveはもともと2026年前半にSteam MachineおよびSteam Frameの価格情報を公開する予定だったが、メモリやストレージの価格変動が激しかったため発表を先送りにしていた。同年3月には、発表済みのハードウェア製品はいずれも2026年中に出荷予定であると表明している。今回のQualcommによる値上げ通知はその後に届いた形となる。

ただし、Qualcommの値上げが直接Steam Frameの小売価格に反映されるかどうかは現時点では不明だ。Valveが以前の契約でチップ供給の一部を確保している可能性もあり、9月1日以降出荷分のプロセッサを搭載したユニットのみ製造コストが上昇するという見方もある。VR・ARデバイスの大半がQualcommのチップに依存しているため、業界全体への波及も懸念されるところだ。

Valveはまだ正式なSteam Frameの価格を発表しておらず、Qualcommの値上げが購入者に影響するかどうかも公式には確認されていない。メモリ・ストレージ・プロセッサのすべてにコスト上昇圧力がかかる中、Valveがどのような最終価格を設定するかが注目される。

出典:Reuters

管理人コメント

メモリ高騰、SSD高騰、そして今度はSnapdragonまで値上がりとは……Valveにとってまさに「踏んだり蹴ったり」どころか「踏んで蹴って転がって崖から落ちた」状態ですね。Steam Frameが「Steam Frame(値段の枠)」を超えないことを祈るばかりです。発表前から価格が上がり続けるのはある意味新記録かもしれない。

PCパーツの価格推移

🖥 GPU 価格推移
🖥 CPU 価格推移
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次