Microsoftが2026年モデルの13インチSurface Laptopをエントリー向けに刷新したが、その内容が物議を醸している。昨年モデルと同じSnapdragon X Plusプロセッサを搭載しながら、RAMは16GBから8GBへと半減。しかも価格は900ドルから950ドルへと値上がりしており、スペックダウンにもかかわらずコストは増加するという逆転現象が起きている。世界的なメモリ不足いわゆる「RAMageddon」の影響とされている。
The Vergeのレビューによると、基本的なWebブラウジングや動画視聴といった軽作業では問題なく動作するが、少し負荷をかけた途端に限界が露呈するという。Microsoft Teamsのアプリを起動中に相手が動画を共有しただけでシステムが数秒間フリーズする事態も確認された。Windows 11を開発したMicrosoft自身のハードウェアであっても、8GBのRAMでは快適な動作を保証できないということが実証された形だ。
ハードウェアとしての完成度は依然として高い。キーボードの打鍵感、トラックパッドの操作性、鮮明なWebカメラ、そして10時間以上持続するバッテリーといった長所は昨年モデルと変わらない。プロセッサのブーストクロックはわずかに向上しており、軽めの写真編集程度は問題なくこなせるとされている。ただし、それらの美点がRAM不足によって大きく相殺されているというのがレビューの結論だ。
ストレージが256GBに抑えられている点も懸念材料として挙げられている。SSD価格が高騰している現状において、256GBという容量は将来的に窮屈になりうるとの指摘だ。総合スコアは10点満点中6点と評価され、昨年モデルへの高い評価とは対照的な結果となった。ゲーミング用途での採用はまず考えられないスペックだが、Windows PCにおけるRAMの重要性を改めて示す事例として業界全体への警鐘となっている。
出典:https://www.theverge.com/tech/966937/microsoft-surface-laptop-13-inch-8gb-ram-2026-review
管理人コメント
Microsoft製の8GBモデルで、「やっぱり8GBでは厳しい」と証明されてしまうとは、これはもう自爆レビューである。ゲーミングPCの世界では「最低でも16GB、快適さを求めるなら32GB」が常識になって久しい。RAMに関しては「多ければ多いほど正義」という格言、やはり真理だったのだ。








