ValveのVRヘッドセット「Steam Frame」の開封や初期設定を説明する動画が、ARM版Steamクライアントの更新を通じて一時的に公開された。ValveはSteam Frameを2026年夏に出荷する予定としており、製品版を想定したとみられる一連の動画が用意されていたことから、発売準備がかなり進んでいる可能性がある。
VideoCardzによると、動画はValve自身のSteam CDNに保存されており、発見後に削除されたものの、すでに複数のファイルが保存・共有されている。内容は開封、装着方法、IPD調整、Steamへのサインイン、ワイヤレスアダプターの接続、オプションアクセサリーの取り付けなど計8本で、一般購入者向けのセットアップガイドに近い構成となっている。
Steam FrameはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、片目あたり2160×2160ドットのLCDパネルを採用するVRヘッドセットで、単体でARM向けアプリを動かせるほか、専用ワイヤレスアダプターを介してWindowsやLinux PCからゲームをストリーミングする機能も備える。動画では眼鏡ユーザー向けスペーサーや、重量配分を改善するトップストラップなどのアクセサリーも確認できるという。
今回の映像はリークであり、Valveが正式に発売日を発表したものではないため、流出した時期だけを根拠に発売日を断定することはできない。ただし、製品の開封からユーザー向け初期設定まで完成度の高い説明動画が準備されていることは、ハードウェアの量産・出荷段階が近づいている可能性を示す材料となる。
Steam Deck以降、ValveはPCゲームと専用ハードウェアの距離を急速に縮めており、Steam FrameはSteamOS系エコシステムをVRへ広げる重要な製品となる。発売時期以上にPCゲーマーの購入判断を左右するのは価格と対応ソフトであり、今後はValveからの正式な価格、予約開始日、対応タイトルの発表が焦点となる。
管理人コメント
発売日はまだ正式発表されていないのに、開封から装着方法まで先に出てくるSteam Frame。箱の中身がフライング出社しています。とはいえ、Valve CDNに置かれた動画とされ、内容もかなり製品版に近い印象。夏発売予定が本当に近いなら、次に欲しいのは映像より価格です。VRは本体価格で空気が一気に変わります。








