SKハイニックスが米国工場を検討、メモリ価格高騰に「チップフレーション」警告

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SKグループの崔泰源会長は7月15日、韓国・済州島で開催された大韓商工会議所夏季フォーラムにおいて、現在の半導体価格を「異常に高い」と表現し、コスト上昇が最終製品価格を押し上げる「チップフレーション」と呼ぶ状況への警戒感を示した。AI企業はコスト増を吸収できる一方、PCやスマートフォンメーカーはそれを消費者に転嫁する余地が限られており、価格上昇が続けばPC市場全体が縮小しかねないという危機感を持っているという。

供給面では、崔会長はAI向け半導体需要が来年60〜100%急増する可能性がある一方、主要サプライヤーの生産量は大幅には増えないと予測している。AI関連需要がすでに半導体市場全体の過半数を占める中、需要は少なくとも50〜60%増加するが供給がそれに追いつかない状況だとし、「来年、供給を大幅に増やしている企業はない。混沌としていると言わざるを得ないほど深刻だ」と述べたとされている。

こうした状況を受け、SKハイニックスは米国国内への半導体工場建設を検討していることが明らかになった。同社はすでにインディアナ州ウェストラファイエットに先端パッケージングの研究開発施設およびHBM生産ラインへ約40億ドルを投資しており、2026年に着工、2028年後半の稼働開始が予定されている。新工場についても世界的な候補地を探索中とされているが、具体的な場所や時期は未定だという。

メモリ不足の深刻化はPC市場にも直接的な影響を及ぼしており、サムスン、SKハイニックス、マイクロンの供給不足を受けて、主要PCメーカーが中国のCXMTとDRAM供給契約を結ぶ事態にまで発展している。PCパーツを組み合わせて自作する層にとっても、メモリ価格の動向は構成コストを大きく左右するため、今後の供給状況の推移が注目される。

出典:The Chosun Daily

管理人コメント

「チップフレーション」って言葉、初めて聞いたけど響きだけはなんかカッコいい……実際の中身はぜんぜんカッコよくない。メモリが高すぎてPC一台組もうとしたら「今月の食費どこ行った?」ってなるやつ。早く供給増えてほしいと願うゲーマー一同、今日も価格comと睨めっこ中である。

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