NVIDIAがGeForce RTX 5070に、従来より大型の「GB203」GPUダイを使用した新しいバリエーションを追加する可能性がある。ハードウェア情報を発信するhongxing2020氏からの情報として、TechPowerUpやVideoCardzなどが伝えている。
現在のRTX 5070はGB205ダイを採用する。これに対し、今回報告されたGB203は上位のGeForce RTX 5070 TiやRTX 5080で使用されているGPUで、ダイサイズもGB205の263mm²に対して378mm²と大きい。
ただし、GB203版RTX 5070の仕様が上位化するという情報はない。RTX 5070は6144 CUDAコア、12GB GDDR7、192bitメモリインターフェースを持つが、新バリエーションでも基本仕様は維持される見込みだ。
GB203にはRTX 5070で必要な数より多くの演算ユニットとメモリチャンネルが存在するため、RTX 5070として使用する場合は大部分を無効化する必要がある。報道では約43%のCUDAコアと、8系統あるメモリチャンネルのうち2系統を無効化する計算になる。
考えられる理由の一つが「ビニング」だ。RTX 5080や5070 Tiとして必要なすべての回路が正常に動作しないGB203でも、RTX 5070相当の演算ユニットが正常なら下位モデルとして利用できる。半導体製造では一般的に行われている手法で、使用できるダイを廃棄せず有効活用できる。
NVIDIAはRTX 5060でも、標準のGB206ではなく上位のGB205を一部製品へ利用した例が確認されている。そのため、異なるダイを同一GPU製品へ使用すること自体は前例がある。
消費者側で重要なのは、GB203版だからRTX 5070が速くなるとは考えないことだ。CUDAコア数やメモリ構成、動作クロックなどが同じであれば、基本的なゲームパフォーマンスも現在のRTX 5070と同等になる可能性が高い。
現時点ではNVIDIAやボードメーカーから正式発表はなく、小売製品やドライバー情報による確認も取れていない。したがって、GB203版RTX 5070の存在自体を含め、正式確認前の情報として扱う必要がある。
出典:VideoCardz
管理人コメント
RTX 5070 Tiや5080用の大きなGB203を使って、中身はRTX 5070相当に制限するという話。ずいぶん豪華な再就職先です。ただし、仕様が同じならゲームパフォーマンスが上がるとは考えないほうがいい。ユーザー側では基本的に気にせず、価格とカード自体の冷却・静音性で選べばよさそうです。まずは正式確認待ちですね。








