RTX 5070 SUPER、ハードウェア完成もリリースは保留中——18GB GDDR7搭載の実力と発売延期の実態

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NVIDIAのGeForce RTX 5070 SUPERは、スペック面での魅力とは裏腹に、その発売を巡る状況が長らく混迷を続けてきた。最新の情報によれば、製品のハードウェア自体はすでに少なくとも1社の基板パートナー(AIC)に届いているものとみられる。しかしNVIDIAはリリースを保留にしており、現時点で改訂された発売スケジュールは一切発表されていない。

RTX 5070 SUPERの主な仕様として現在リークされているのは、フルスペックのGB205 GPUに6,400基のCUDAコア、そして18GBのGDDR7メモリという構成だ。現行のRTX 5070が12GBのVRAMを搭載していることを考えると、50%増のメモリ容量は1440p高解像度ゲーミングや負荷の高い4Kゲーム、さらにはコンテンツ制作やローカルAI処理において大きなアドバンテージをもたらすと期待されている。総消費電力(TBP)は275Wが噂されている。

このリリース保留の最大の要因は、18GBという大容量VRAMを実現するために必要な3GB/24GbitのGDDR7メモリモジュールにあるとされている。このメモリチップは供給量が限られており、価格も高騰していることから、NVIDIAの発売計画を大きく狂わせてきた経緯がある。RTX 50 SUPERシリーズ全体としても、2025年末の発売が噂されながら無期限延期となり、今年に入って再びロードマップへの復帰が報じられるなど、非常に不安定な状況が続いてきた。

RTX 50 SUPERラインナップ全体について言えば、新アーキテクチャの採用はなく、既存のBlackwellファミリーをベースにVRAM増量とコア数・電力制限の小幅な改善を施した位置づけになると見られている。RTX 5070 SUPERについては、コア構成の若干の拡張に加えてVRAMの大幅増量が組み合わされている点が、上位モデルとは異なる特徴だ。ただし、メモリ供給と価格の問題が解決しない限り、投入数量が限定的になるか、SUPERクラスとして期待される価格競争力が損なわれる可能性も指摘されている。

現時点ではNVIDIAから正式な発売日や価格に関する発表は一切ない。ハードウェアが完成してAICに届いている事実は、製品化への準備が進んでいることを示す一方で、ビジネス面での課題が依然として解決されていないことも浮き彫りにしている。メモリ市場の動向次第では、発売が想定よりさらに遅れる可能性もあるとみられる。

出典:https://wccftech.com/roundup/nvidia-geforce-rtx-5070-super/

管理人コメント

ハードウェアは完成してるのに発売できないって、「飯は作ったけど席がない」みたいな状況ですね。18GBのVRAMは魅力的なのに、GDDRの供給問題という現実の壁が厚すぎる。待ちに待ったSUPERが「スーパー遅延」になっちゃってるのが何ともつらいところ。早く価格も含めた正式発表が来ることを祈るばかりだ!

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