ドイツのPC系メディア3DCenterが公開した比較データが注目を集めている。2023年時点のベンチマーク結果と、PC Games Hardwareが2026年に実施したラスタライズ性能テストを比較したところ、GeForce RTX 3060 12GBが一部の後継モデルとの性能差が以前より小さくなっていることが分かった。
1080p環境では、2023年時点でRTX 3060 12GBに対して23.5%のリードを持っていたRTX 4060が、2026年のテストではそのリードが18.8%まで縮小した。またRadeon RX 7600も20.7%のリードから11.8%へと差を縮められている。いずれも比較上のリードが減少しており、RTX 3060 12GBの相対的な位置づけが向上した格好だ。
この傾向は解像度が上がるほど顕著になる。1440pではRTX 4060のリードが19.4%から8.5%へ、RX 7600に至っては17.3%から5.0%へと激減している。さらに4K解像度に至っては、RTX 4060はRTX 3060 12GBの97.2%、RX 7600は94.9%のスコアにとどまり、どちらも逆転を許した形となった。
3DCenterの分析によれば、この要因はRTX 3060 12GBが搭載する12GBのVRAM容量にあるとされている。RTX 4060とRX 7600はいずれも8GBのVRAMしか持たず、近年のゲームでメモリ容量の上限に引っかかりやすい状況にあるという。一方、より高性能なRTX 4070はRTX 3060 12GBに対してリードを広げており、これはAmpereアーキテクチャのドライバ改善による底上げではなく、純粋にVRAM容量の差が影響しているとみられる。
ただし今回の比較には重要な注意点がある。同一タイトル・同一ドライバでの再テストではなく、2023年と2026年の別々のベンチマークスイートを用いた相対比較であるという点だ。テスト条件が異なるため厳密な比較とは言えないが、VRAMの容量が現代のゲームにおいてGPUの実用寿命に大きく影響することを改めて示すデータとして価値があるだろう。
管理人コメント
8GB GPUを買った人にとっては、2026年になって「あの時もう少し盛っておけば……」と思わされるデータかもしれない。VRAMは「今足りてればOK」ではなく「2〜3年後も足りるか」で選ばないといけない、まさに未来への先行投資ならぬ「先行VRAM」が重要ということだ。次に買う時はVRAM多めで頼む!








