OEM向けに投入されたRadeon RX 9050 4GBは、同じGPU名を持つ8GBモデルとゲーム時のパフォーマンスにかなり大きな差があるようだ。Hardware Unboxedが18タイトルを1080p・Low設定で測定したところ、4GB版は平均78fps、1% Lowは55fpsだったのに対し、8GB版は平均107fps、1% Lowは78fpsを記録。平均フレームレートでは約37%の差となり、設定をさらに下げた条件でも8GB版が約32%上回った。
これだけ差が開く理由は、VRAM容量だけではない。両モデルは1,024基のStream Processorと最大2.6GHzのブーストクロックを共有する一方、4GB版は64bitメモリバス、144GB/sの帯域、16MBのInfinity Cacheを採用している。8GB版と比べてメモリ容量だけでなく帯域幅とキャッシュも半分になっており、同じ「RX 9050」という名前でもGPUコア以外の構成にはかなり大きな違いがある。
RX 9050 4GBは一般販売向けではなく、AMDが特定パートナーのエントリー向け完成品PC用として用意したモデルだ。現時点ではHardware UnboxedとToasty Brosによる限られた検証であり、すべてのゲームで37%差が出るわけではない。それでもBTOや完成品PCではGPU名だけが大きく表示されることも多く、4GB版と8GB版を同じ性能クラスとして扱うのは危険だ。日本市場へ搭載PCが入ってきた場合も、「RX 9050搭載」だけでなくVRAM容量まで確認する必要がある。
出典:TechPowerUp
管理人コメント
同じRX 9050なのに平均37%差となると、「4GB版と8GB版」で済ませるには差が大きすぎます。しかも4GB版は容量だけでなく、メモリ帯域とInfinity Cacheまで半分。日本で完成品PCに入ってきた場合は、GPU名だけ見て判断しないこと。RX 9050搭載と書いてあったら、まずVRAM容量を確認したいです。








