NVIDIA「RTX Spark N1X」10月投入へ 20コアCPU+6144 CUDAコア、最大128GB統合メモリ

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NVIDIAが、Windows PC向けSoC「RTX Spark N1X」の正式仕様を公開した。RTX Spark搭載PCは10月から各メーカーが順次投入する予定で、NVIDIAがこれまでGeForce GPUを供給してきた一般PC市場へ、CPUとGPUを統合したプラットフォームとして本格参入する。

上位のN1Xは20コアのGrace CPUと6,144 CUDAコアのBlackwell RTX GPUを組み合わせ、最大128GBのLPDDR5X統合メモリに対応する。NVIDIA公式仕様ではノートPC向けTDPが45~80W、デスクトップ向けは140Wとされ、ノートだけでなく小型デスクトップにも搭載される。

下位構成では18コアのGrace CPUと5,120 CUDAコアのBlackwell RTX GPUを採用する。NVIDIAの最新公式製品ページではメモリ容量を最大64GBとしており、上位モデルと同じくCPUとGPUがメモリを共有する統合メモリ方式を利用する。

グラフィックス機能もGeForce RTX系に近く、第4世代RT Core、第5世代Tensor Coreに加えてDLSS 5、Reflex 2、G-SYNC、Game Ready Driverなどへ対応する。NVIDIAはRTX SparkをAI処理だけに特化したPCではなく、ゲーム、コンテンツ制作、ローカルAIを1台で処理できるプラットフォームとして位置付けている。

最大128GBという統合メモリは、一般的なゲーミングノートとはかなり異なる特徴だ。GPUが独立したVRAM容量に制限されないため、大規模なAIモデルをローカルで扱う用途では大きな利点になる。一方、ゲーム性能はCUDAコア数だけでは判断できず、消費電力やメモリ帯域、ドライバー最適化を含めた実機ベンチマークが必要になる。

RTX Spark搭載機はAcer、ASUS、Dell、Gigabyte、HP、Lenovo、MSI、Microsoftなどから展開される予定だ。価格や日本国内での発売モデルは現時点で十分明らかになっていないが、NVIDIA製Arm CPUとBlackwell GPUを組み合わせたWindows PCが実際に市場へ入ってくることで、Intel、AMD、Qualcommが中心だったPC向けプロセッサ市場に新たな競争軸が加わることになる。

出典:NVIDIA

管理人コメント

最大128GBの統合メモリにBlackwell GPU。スペック表だけ見ると普通のノートPCからかなり離れています。とはいえ、ゲームではCUDAコア数=GeForce同等性能ではありません。ここは実機待ち。個人的にはAI性能以上に、NVIDIA製Arm CPUがWindowsゲームをどこまで普通に動かせるのかが一番気になります。

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