NVIDIA「RTX Spark」搭載ノートが実機デモ Windows on Armで『ARC Raiders』などが動作

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NVIDIAの新SoC「RTX Spark」を搭載した複数のノートPCがGamescom 2026で実機展示され、Windows on Arm環境で『ARC Raiders』や『Borderlands 4』などのPCゲームが動作する様子が確認された。

RTX Sparkは、20コアのGrace CPUと6144基のBlackwell世代CUDAコアを組み合わせたArmベースのSoCだ。このCUDAコア数はデスクトップ版GeForce RTX 5070と同じだが、RTX Sparkの実際のゲーム性能がRTX 5070と同等という意味ではない。

PC GamerがGamescom 2026のNVIDIAブースで確認した実機では、『007 First Light』『ARC Raiders』『Borderlands 4』『F1 25』などが動作していた。正確なフレームレートや画質設定は公開されておらず、各デモではフレーム生成も使用されていたため、現時点では従来のGeForce RTX搭載ノートと直接性能を比較できる段階ではない。

一方で注目されるのは、x86向けWindowsゲームをArm環境で動かすMicrosoftの変換技術「Prism」を介し、実際の市販ゲームが動作している点だ。展示では大きな互換性問題は確認されなかったとされる。

これまでWindows on Armは、PCゲーム用途ではソフトウェア互換性が大きな課題だった。特にアンチチートを使用するゲームではArm環境への対応が難しく、単純にGPU側の演算性能が高ければゲーミングPCとして成立するわけではない。

RTX Sparkではこの問題への対応も進んでいる。NVIDIAはEA、Ubisoft、Embark Studiosなどと協力し、Arm環境でのゲーム対応を拡大しており、ネイティブのEA Anti-Cheat対応も進めている。

今回の展示だけでは、RTX Spark搭載ノートが従来のGeForce RTX搭載ゲーミングノートを置き換えられるかまでは判断できない。実際の性能、消費電力、価格、ゲームごとの互換性など、製品版で確認すべき項目は多い。

それでも、Windows on Armで複数の大型PCゲームが実機動作する段階まで来たことは大きな変化だ。RTX Spark搭載製品が本格的に普及すれば、長年x86が中心だったWindowsゲーミングPC市場にArmという新しい選択肢が加わる可能性がある。

出典:PC Gamer.com

管理人コメント

RTX 5070級かどうかはベンチが出るまで保留。ただ、個人的には性能より「Arm版Windowsで普通のPCゲームがどこまで動くか」のほうが気になります。GPUが速くてもゲームが起動しなければ巨大な文鎮ですからね。ARC Raidersなどが実際に動いているなら一歩前進。あとはアンチチート地獄をどこまで突破できるか。

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