NVIDIAの「DLSS 5 Neural Rendering」を、正式対応していないPC版『Control』で動作させる非公式検証が行われた。GeForce RTX 5070 Tiを使用した4K環境では、フレームレートが71fpsから35fpsまで低下しており、新技術の描画効果だけでなく処理負荷の大きさも明らかになっている。
検証に使われたのは、『NBA 2K27』の早期アクセス版から発見された「nvngx_dlssnr.dll」だ。容量は158MBで、DLSSNRのバージョンは310.8.0.0とされる。RenoDXコミュニティの開発者がこのファイルを『Control』へ読み込ませ、キャラクターモデルに7種類のNeural Renderingスタイルを適用することに成功した。
DLSS 5は従来のアップスケーリングだけを目的とした機能ではなく、レンダリング済みの映像やモーションベクトルを利用し、照明やマテリアルの表現をAIで再構成する技術である。今回の実装ではHDRが正常に動作せず、Blackwell世代のGPUに限定されるなど、実用化前の検証であることには注意が必要だ。
約50%という性能低下は大きいが、今回の結果はゲーム側の正式な統合やNVIDIAによる最適化を経ていない非公式実装によるものだ。製品版の性能を直接示すデータではないものの、DLSS 5が画質改善と引き換えに相応のGPU性能を必要とする可能性はある。正式対応タイトルで画質とフレームレートをどこまで両立できるかが、RTX 50シリーズの評価を左右することになりそうだ。
出典:Wccftech
管理人コメント
非対応ゲームで動かしただけでも技術的にはかなり面白い。ただ、71fpsが35fps。半分はさすがに持っていきすぎです。今回は未最適化の非公式実装なので、DLSS 5そのものの性能評価には使えません。正式対応版で負荷をどこまで削れるか、RTX 50ユーザーはそこを見てから判断したいところです。








