任天堂のポケモン特許申請、日本特許庁に異例の厳しさで却下される

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任天堂が進めてきた一連のポケモン関連特許申請において、日本特許庁(JPO)が異例ともいえる厳しい姿勢を示した。問題となっているのは「特許出願2026-019762」で、ポケモンのキャッチ・バトル・ライドといったゲームシステムの権利化を目指した申請だ。JPOは2026年4月にこの申請を拒絶しており、その判断に対して任天堂が行った意見書もまた、審査官に異例の率直さで否定されたという。

申請が拒絶された主な理由は「進歩性」の欠如とされている。すなわち、その分野の技術者にとって容易に想到できる発明であると見なされたためだ。審査官が証拠として引用したのは、13年以上前に公開された非公式のファンメイドポケモンゲームのプレイ動画であり、任天堂が権利化しようとしたシステムとの類似性が指摘された。

任天堂は2026年6月、特許手続きの規定に則り意見書を提出して異議を唱えた。その内容は注目を集めており、「審査官が引用したのはファンゲーム本体ではなく単なる動画であり、動画はゲームではない」「そのファンゲームはポケモンの著作権を侵害した違法なコンテンツであり、先行技術として認められるべきでない」「違法なコンテンツから得られる知識をもって当業者が容易に想到できるとは言えない」などの主張が含まれていたとされる。

さらに任天堂は、審査官が動画内に登場するキャラクターを「フシギダネ」「ピカチュウ」といった公式名で呼んだことにも異議を唱え、著作権侵害コンテンツのキャラクターに公式名を使用するのは不適切だと指摘したという。日本の弁理士・栗原潔氏をはじめとする専門家たちは、JPO審査官がこれらの主張を退けた際の文章を「通常の特許実務では見られないほど率直な表現」と評しており、当局側の忍耐が限界に近づいているようにも見えると述べている。

任天堂はパルワールド開発元であるPocketpairとの訴訟でも同種のポケモン関連特許を活用しており、知的財産を巡る積極的な法的姿勢が業界内外で注目されている。今回の特許申請の行方は、ゲーム業界におけるゲームシステムの特許保護の範囲や、ファンコミュニティの創作活動がどのように扱われるかという議論にも影響を与え得るものだとみられる。

出典:https://www.pcgamer.com/gaming-industry/even-japans-patent-officials-seem-exhausted-with-nintendos-antics-as-they-refuse-its-absurd-defense-of-a-rejected-pokemon-patent/

管理人コメント

「動画はゲームじゃない」「キャラクター名を公式で呼ぶな」……任天堂の主張、まるでモンスターボールを投げたら『それはただの球だ』と言い張るレベルのこじつけでは?特許庁の審査官も「もうヒトカゲに頼みたい」くらい疲弊していそうで、ちょっと同情してしまう。

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