DDR5メモリの価格高騰を背景に、2026年発売の新型ゲーミングノートPCでDDR4を採用する動きが出てきた。MSIの「Katana 15 HX C14」では、地域によってDDR4またはDDR5を利用する構成が用意されると報じられている。
Katana 15 HX C14は、最大Core i9-14900HXとGeForce RTX 5070 Laptop GPUを搭載する15.6型ゲーミングノートだ。CPUにはDDR4とDDR5の両方へ対応する第14世代Core HXシリーズを採用しており、メモリ価格に応じて構成を分けられる。
通常、新世代のゲーミングPCではDDR5への移行が進むが、現在はDRAM不足によってDDR5価格が大幅に上昇している。Tom’s Hardwareによると、米国では32GBのDDR4-3200 SO-DIMMキットが約200ドルなのに対し、DDR5-6000は400ドルを超える水準となっている。
MSIはKatana 15 HX C14を世界市場へ投入する予定だが、現時点で販売価格は明らかにされていない。また、DDR4版とDDR5版がすべての地域で同じように販売されるかも不明だ。
今回重要なのは単一のノートPCそのものより、メモリ高騰によってメーカーが旧規格へ戻る選択肢を取り始めた点にある。DDR5が性能面で新しい規格であっても、価格差が大きくなれば製品価格を抑えるためDDR4を残す意味が生まれる。
同様の動きが広がれば、2026年以降のゲーミングPC市場では最新世代の部品だけで構成するのではなく、CPUやメモリの世代を一部戻して価格を抑える製品が増える可能性がある。
管理人コメント
2026年の新型PCなのにDDR4。普通なら「なぜ今さら?」ですが、DDR5がこれだけ高ければ話は別です。性能差より数万円の価格差を消したほうが商品として売りやすいケースは普通にあります。これが1機種だけで終わるのか、BTOまで「DDR4で安く」が復活するのか。メモリ高騰の影響が分かりやすく形になってきました。








