DDR5-9200向けクロックドライバーが量産へ デスクトップ・ノート用メモリの高速化を支援

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Montage Technologyは9月29日、最大9200MT/sに対応するDDR5用クロックドライバー「CK01P」の量産開始を発表した。次世代PC向けメモリモジュールの安定した動作を支える部品で、デスクトップ向けCUDIMMやノートPC向けCSODIMMに加え、CQDIMM、CAMMも対象に含む。

クロックドライバーは、メモリ内で動作のタイミングをそろえるクロック信号を整える役割を持つ。転送速度が高くなるほど信号品質の確保が重要になるため、高速DDR5の実用化にはDRAMチップだけでなく、こうした周辺部品の対応も必要になる。CK01PはJEDECのDDR5CKD01仕様に準拠する製品だ。

動作モードは単一PLL、デュアルPLL、PLLバイパスの3種類を用意し、構成に応じた使い分けが可能となっている。チャンネルごとの遅延や出力特性を設定できるほか、使用しないクロック出力を停止して消費電力を抑える機能も備える。同社はPC上で動作するAI用途の拡大を背景に、メモリ帯域と信号品質、電力効率への要求が高まっていると説明した。

今回量産されたのはメモリモジュールを構成する部品であり、DDR5-9200搭載PCや市販メモリの発売を一斉に告知するものではない。実際に9200MT/sで動作するかは、CPUのメモリコントローラー、マザーボード、モジュール構成などにも左右される。

自作PCやBTOの購入判断では、対応部品の登場と製品全体の動作保証を分ける必要がある。今回の量産開始は高速DDR5を支える供給体制の前進だが、日本市場で選べる製品や価格、ゲームでの性能差は、採用モジュールと対応プラットフォームがそろった段階で具体化する。

出典:Montage Technology公式発表

管理人コメント

9200という数字は強いですが、対応部品が量産されたから手元のPCも9200で動く、とはなりません。メモリだけ全力疾走しても、CPUとマザボが付いてこないと成立しないところ。ゲーム用なら、まず必要容量と安定動作を優先したいです。高速品へ追加料金を払う判断は、対応表と実ゲームの差を見てから。転送速度の数字だけで買うのは、まだ早いと思います。

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