Micronが、人型ロボットを将来のメモリ・ストレージ需要を支える分野として位置付けている。同社の2026年度第4四半期決算説明に関する報道では、人型ロボット1台に200GBを超えるDRAMと数TBのNANDフラッシュが必要になる可能性を示した。AI向けの需要がデータセンターに加え、現実世界で動作する機器へ広がるという見通しだ。
人型ロボットは周囲の状況を認識し、その情報を基に動作を判断するため、機体側にも計算資源やデータを保持する仕組みが必要になる。Micronは複数のフィジカルAI関連顧客に次世代製品のサンプルを提供しており、この分野が2020年代末までにメモリとストレージの重要な需要源になり得るとみている。ただし、200GB超という容量は将来の構成を想定したもので、すべての人型ロボットに共通する確定仕様ではない。
PCユーザーにとって関係するのは、こうした新用途がDRAMやNANDの生産能力、設備投資の配分に影響する可能性だ。ロボット向け製品がPC用メモリやSSDとそのまま置き換わるわけではないが、メモリメーカーがどの需要へ投資するかは、一般向け製品の供給を考えるうえでも無関係ではない。
一方、今回の見通しだけで「PCメモリの値下がりがなくなる」とは判断できない。実際の需給はロボットの普及台数や搭載容量、生産能力の拡大によって変わる。日本のメモリ・SSD価格への影響を見極めるには、将来需要の予測と、足元の出荷量・契約価格を分けて捉える必要がある。
出典:Wccftech
管理人コメント
ロボット1台に200GB超。こちらがゲーム用に32GBか64GBかで悩んでいる横で、要求がずいぶん豪快です。ただし、これは将来の需要予測。今日のメモリを慌てて買う根拠にはなりません。個人的には「AI需要が落ち着けば必ず安くなる」とも決めつけず、必要容量と国内実売価格で判断したいところ。将来のロボットより、まず手元のPCに足りているかです。








