メモリ、SSD、GPUに続いて、今度はゲーミングモニターにも値上げの波が及ぶ可能性が出てきた。ゲーミングモニターブランドのKTCは、パネルや電源関連部品など主要コンポーネントの調達コスト上昇を理由に、今後モニター価格を引き上げる可能性があると告知している。
KTCによると、部品価格の上昇によって製造コストが増加しており、現在の販売価格を維持することが難しくなりつつあるという。現時点では、どのモデルが値上げ対象になるのか、いつ価格改定を実施するのかといった具体的な情報は公表されていない。
一方で同社は、モニターの購入を検討しているユーザーに対し、現在の価格が今後より有利な購入条件になる可能性を示している。言い換えれば、「今後値上げする可能性があるため、現在の価格も選択肢として検討してほしい」というメッセージだ。
今回の動きはKTCだけではない。AOCもパネルや電源関連ハードウェア、製造コストの上昇を理由に、今年8月から価格調整を実施することを流通業者へ通知したとされている。複数メーカーから同様の動きが出ていることを考えると、単独メーカーの事情ではなく、モニター業界全体でコスト上昇圧力が強まっている可能性がある。
特に気になるのは、最近のPC市場でメモリ、NAND、グラフィックスメモリなど複数の部品価格が相次いで上昇している点だ。DDR5やSSD、GPUに加えてディスプレイまで値上げとなれば、ゲーミングPC環境を一式そろえるための総コストはさらに膨らむことになる。
今回の情報は海外市場を中心とした動きであり、日本国内で同じタイミング、同じ幅の値上げが行われると決まったわけではない。ただし、パネルや電源部品などは世界規模で調達されているため、コスト上昇が長期化すれば、日本で販売されるゲーミングモニター価格にも波及する可能性がある。
KTCはまだ具体的な新価格を発表していないため、慌てて購入する必要はない。しかし、PC本体だけでなく周辺機器まで値上げの動きが広がり始めていることは確かで、今後モニターを購入する予定がある人は国内価格の推移にも注意しておきたい。
管理人コメント
RAMが高い、SSDも高い、GPUも高い。そこへモニターまで「私も参加します」と値上げ列に並び始めました。KTCだけならセール前の前フリも疑いたくなりますが、AOCまで同じ方向となると少々イヤな空気。PC一式をそろえるだけで、財布の耐久テストが始まりそうです。








