Intelの次世代CPU「Nova Lake」が、量産前の最終評価に近いQualification Sample(QS)の段階へ進んでいる可能性が高まった。HWiNFOの最新プレリリース版「8.53 Build 6075」に「Nova Lake QSのサポート改善」とSystem Agent VID表示の修正が追加されており、少なくとも一部の開発者やパートナーが後期試作チップを扱い始めていることを示す材料となっている。HWiNFOは以前からNova Lakeを認識していたが、今回は初めてQSを明示しており、単純な識別情報の追加より一歩踏み込んだ更新だ。
QSは初期のEngineering Sampleより製品版に近く、PCメーカーやマザーボードメーカーが発売前の検証に使う段階のプロセッサだ。最近では、HPの未発表ノートPC「EliteBook X G3i」とみられるシステムから20コアのNova LakeらしきCPUも確認されているほか、9月にはNova Lake-S向けとみられるZ990マザーボードも出荷記録に登場した。個別のリークを追うだけだった時期から、CPUとプラットフォームの双方で実機検証の痕跡が見え始めている。
もっとも、HWiNFOの更新だけでNova Lakeの発売時期や最終仕様が確定したわけではない。Nova LakeがCore Ultra Series 4世代に属することはロードマップから確認されているものの、デスクトップ向けSKU名やクロック、コア構成などには未確定情報が多い。それでもQSへの対応が必要になるところまで開発が進んでいるのであれば、Nova Lakeは「将来のCPU」という段階から、製品化へ向けた検証フェーズへ移りつつあると見ることができそうだ。
出典:VideoCardz
管理人コメント
HWiNFOにQS対応が入ると、Nova Lakeは「いつか出るCPU」から発売前検証の段階へ一歩進んだ印象です。Z990マザーの出荷記録も出ており、周辺の準備もかなり具体的。ただし、正式な発売日や製品仕様はまだ未発表。玄関までは来た。でも、チャイムを鳴らすのはまだ先です。








