Intelが、次世代CPU「Nova Lake」で採用する新しいCPUコアを、データセンター向け製品より先にデスクトップPCへ投入する方針を明らかにした。近年はAIデータセンター向け半導体への投資が急拡大しているが、Intelは次世代CPUコアについてコンシューマー向けデスクトップを最初の投入先とする。
IntelのVP兼エンスージアスト向けチャネルビジネス責任者Robert Hallock氏は、AMDが次世代Zen 6アーキテクチャをEPYC「Venice」でデータセンター向けに先行投入したことについて質問された際、Intelのロードマップに言及。「新しいコアがあり、それはデスクトップに最初に登場する」と説明した。
AMDはクライアント向けとサーバー向けで共通性の高いCPUアーキテクチャとチップレット設計を採用しており、同じ世代の技術を幅広い製品へ展開しやすい構造となっている。これに対してIntelは世代や製品によって異なるコア名を使用することが多いものの、デスクトップとXeon向けCPUのコアには共通する技術も多い。
Nova Lakeでデスクトップ向けに投入される新コアは、現時点では正式名称が発表されていない。これまでの情報では「Coyote Cove」と呼ばれる可能性が報じられているが、これはあくまで未確認情報であり、Intelが正式発表した名称ではない。
今回注目したいのは、Intelが新しいCPUコアの最初の投入先としてデスクトップPCを選んでいる点だ。AIデータセンター市場が急拡大し、半導体メーカー各社がサーバー向け製品を重視する流れが強まる中でも、Intelはエンスージアスト向けデスクトップCPUのロードマップを重視する姿勢を示している。
Hallock氏はIntelがエンスージアスト向けロードマップの実行に「非常に真剣」であるとも説明している。Nova Lakeの詳しいスペックや発売時期はまだ明らかになっていないが、少なくとも次世代CPUコアについては、ゲーマーや自作PCユーザーがサーバー市場より先に触れられることになりそうだ。
管理人コメント
AIブームで何でもかんでも「まずデータセンターへ」が当たり前になりつつある中、Intelは新CPUコアをデスクトップへ先に投入。ゲーマーからすると久しぶりに「こっちが先です」と言ってもらえたニュースです。あとはNova Lakeが、期待まで先行発売にならないことを祈りたいところ。








