Intel協力の自動最適化ツール「Hypertune」正式公開 最大60%fps向上をうたうが数字には注意

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Intelと協力して開発されたPC自動最適化ツール「Hypertune」が正式提供を開始した。CPUやGPUの自動オーバークロック、Windows設定、ネットワーク、ゲームごとの設定などをまとめて調整し、最大60%のフレームレート向上をうたっている。

HypertuneはIntel Extreme Tuning Utility(XTU)のSDKを利用しており、一律の設定値を適用するのではなく、利用しているPCごとに構成や動作状態を確認したうえで調整する仕組みを採用する。

同社によるテストでは、Core Ultra 9 285KとGeForce RTX 5090を搭載したPCで『Homeworld 3』が18.9%、『Tomb Raider』が28.2%向上したとしている。

Core i7-14700KとRTX 3080の構成では、『Rainbow Six Siege』で最大9.8%、『Marvel Rivals』で4.3%の改善となった。使用するCPUやゲームによって効果にはかなり大きな差がある。

注意したいのが「最大60%」という数字だ。HypertuneにはGame Hubと呼ばれる機能があり、ゲーム内のグラフィック設定自体を変更してフレームレートを高めることもできる。

当然ながら画質設定を軽くすれば、Hypertuneを使わなくてもfpsは上昇する。Tom’s Hardwareも、巨大な向上幅の一部はゲーム設定変更によるものであり、自動オーバークロックだけで60%伸びるという意味ではないと指摘している。

また、掲載されている結果はHypertune自身による内部テストであり、独立した第三者ベンチマークで再現性が確認されたわけではない。特に最新CPUやGPUでは、標準状態ですでにブースト制御が積極的に働くため、大幅な伸びを期待しにくい場合もある。

Hypertuneは月額9.99ドルまたは年額59.99ドルのサブスクリプション制で、7日間の無料試用期間も用意される。専門スタッフがリモート接続して調整する80ドルのサービスも提供する。

設定を自分で触りたくないユーザーには便利な可能性がある一方、無料ツールや手動設定でも同様の調整は可能だ。購入を判断する場合は「最大60%」という数字より、自分のCPUとゲームで実際にどこまで改善するかを見る必要がある。

出典:Tom’s Hardware

管理人コメント

「最大60%」は強烈ですが、そこだけ見てはいけません。大きな伸びにはゲーム側の画質設定変更も含まれ、自動OCだけで60%速くなる話ではないです。ここ大事。月額課金なので、自分で設定を触れる人には微妙。逆に設定が苦手で、数%でも自動で詰めたい人には便利な道具になる可能性はあります。

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