GPU高騰でも出荷は4年ぶり高水準 Q2に1250万枚、NVIDIAが90%を占める

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2026年第2四半期のデスクトップ向け単体GPU出荷台数が1,250万枚に達し、2022年第1四半期以来の高水準となった。GPU価格が上昇を続けるなかでも出荷台数は伸びており、値上がり前に購入しようとする需要が市場を押し上げている可能性がある。

Jon Peddie Researchの調査によると、第2四半期のAIB出荷台数は前四半期比5.9%増、前年同期比7.8%増となった。2026年上半期では2,430万枚に達し、前年同期の2,080万枚を大きく上回っている。

通常であれば価格上昇は買い控えにつながりやすい。しかし今回は逆に、高価格化がさらに進む前にGPUを確保しようとする動きが販売を押し上げているとの見方が示されている。

背景にはGDDR7を含むメモリ価格の上昇がある。AI向け需要の拡大によってメモリ供給が逼迫し、GPUメーカーやボードメーカーは複数回の価格改定を実施している。

メーカー別ではNVIDIAが約1,125万枚を出荷し、市場シェアは約90%となった。AMDは約100万枚で約8%、Intelは数十万枚規模で約2%だった。

NVIDIAのデスクトップ向けGPU出荷台数は、2017年第3四半期以来の高水準となる。一方、AMDの単体GPU出荷は長期間100万枚前後で推移しており、RDNA 4世代が一定の支持を得ているものの、全体シェアでは依然として大きな差がある。

興味深いのは、デスクトップPC本体の販売台数が約1,400万台だったのに対し、AIB出荷が1,250万枚に達している点だ。新しいPCへ組み込まれるGPUだけでなく、既存PCのアップグレード需要がかなり大きいことを示している。

日本でもGeForce RTX 50シリーズを中心にGPU価格上昇が続いている。今回の数字を見る限り、高くなったから売れなくなったというより、「さらに高くなる前に買う」という心理が市場を支えている可能性が高い。

出典:Tom’s Hardware

管理人コメント

GPUは高い。それでも出荷は4年ぶりの高水準。普通ならブレーキになる値上げが、「もっと上がる前に買う」というアクセルになっています。日本でも似た空気はありますが、この流れが続けばメーカー側も値下げを急ぐ理由がありません。欲しいGPUが決まっている人ほど、底値待ちより実売価格の監視が重要になりそうです。

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