NVIDIAがG-SYNC Pulsar対応モニター向けに、新しいファームウェア「1.1.10」を公開した。240Hzおよび360Hz動作時のモーション鮮明度を改善し、240HzではMoving Picture Response Timeを1ms未満まで短縮したとしている。
対象となるのは、Acer Predator XB273U F5、AOC AGON PRO AG276QSG2、ASUS ROG STRIX Pulsar XG27AQNGV、MSI MPG 272QRF X36の4モデル。いずれもWQHD・360HzクラスのG-SYNC Pulsar対応モニターとなる。
アップデートはNVIDIAのブラウザベースの更新ツールから提供され、PCとモニターをMicro-B USBで接続して適用する。
新ファームウェアでは、これまで低リフレッシュレート側で得られていた高いモーション鮮明度を240Hzと360Hzへ拡大した。
NVIDIAによれば、240Hz・Pulse Width 50の設定ではMPRTが1.0ms未満となり、1000Hzを超えるリフレッシュレートに相当するモーション鮮明度を実現するという。
G-SYNC Pulsarは、可変リフレッシュレートと可変周波数バックライトストロービングを組み合わせ、フレームレートが変動するゲームでも残像感を抑える技術である。
今回の更新では、映像内容によってPulsarが自動的に無効になる場面も減らし、有効状態を維持できる時間を増やしたとしている。
ただし1ms未満という数字はNVIDIA自身の測定値であり、すべてのゲームや設定で同じ見え方になるとは限らない。また、今回の恩恵を受けられるのは対応する4機種に限られる。
高リフレッシュレート競争は360Hzや500Hzといった数字だけでなく、実際に動く映像をどれだけくっきり表示できるかへ軸が移りつつある。対戦ゲーム用途ではリフレッシュレートだけでなく、残像の少なさもモニター選びの重要な要素になっている。
出典:VideoCardz
管理人コメント
360Hzだから滑らか、だけでは終わらず、今度は残像をどこまで消せるかの勝負です。数字の殴り合いが次のステージへ行きました。対象4機種だけの更新ですが、対戦FPSでは高Hz化より見やすさの改善が体感につながることもあります。モニター選びではリフレッシュレートだけでなく、MPRTや残像処理まで見る時代になりそうです。








