Radeon RX 6000で「FSR 4.1.1b」が非公式動作 DLL差し替えだけ、画質改善と2~3%高速化

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Radeon RX 6000シリーズで、AMDの新しいアップスケーリング技術「FSR 4.1.1b」を非公式に動作させる改造DLLが公開された。OptiScaler開発チームが用意したもので、従来必要だったOptiScaler本体を使用せず、ゲーム内のDLLを置き換えるだけで利用できるという。

対象となるRadeon RX 6000シリーズはRDNA 2アーキテクチャを採用している。FSR 4世代の機械学習ベースの処理は本来、新しいRadeonを中心に展開されており、RX 6000では正式対応していない機能を改造によって動かしている形だ。

導入方法は、ゲームフォルダにある「amd_fidelityfx_upscaler_dx12.dll」を改造版へ置き換えるというもの。改造DLLではINT8対応チェックも回避されており、対応するゲームでは追加ツールを起動せずFSR 4.1.1bを利用できるとしている。

Ancient Gameplaysによる比較では、従来のFSR 4.0.2cと比べてシマーやゴーストが減少し、映像の安定性が改善したとされる。また、1440pのBalanced設定ではフレームレートも2~3%程度向上したという。

2~3%という性能差自体は大きくないが、画質を改善しながらフレームレートまでわずかに上がった点は興味深い。特にRadeon RX 6000シリーズは発売から年数が経過しているものの、現在も多くのPCで使用されている。

ただし、これはAMDによる正式対応ではない。ゲームファイルを書き換えるため、アップデートによって動作しなくなる可能性があるほか、タイトルごとに互換性も異なる。

特にアンチチートを利用するオンラインゲームでは使用を避けるべきだ。改造DLLを不正なファイル変更として検出されれば、ゲームへのアクセス制限やアカウントへの措置につながる可能性がある。

そのため、現段階ではシングルプレイゲームで試す実験的な方法として見るべきだろう。旧世代GPUでも新しいアップスケーリング処理を実行できることは、AMDが将来どこまで正式対応範囲を広げられるかを考える材料にもなる。

出典:Wccftech

管理人コメント

RX 6000で新しいFSRが動き、しかもDLLを1枚差し替えるだけ。古参Radeon、まだ働きます。ただし正式対応ではなく、オンラインゲームではアンチチートの問題もあるので気軽に入れるものではありません。シングルプレイで試す実験用途なら面白いですが、「動いた」と「AMDが対応した」はきっちり分けて考えたいところです。

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