DLSS 5をRTX 50全モデルで実測 WQHDはRTX 5070、4KはRTX 5080以上が目安

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『NBA 2K27』で正式提供が始まったNVIDIA「DLSS 5」について、GeForce RTX 50シリーズ全モデルを使った第三者ベンチマークが公開された。Tom’s Hardwareの検証では、DLSS 5による画質向上が確認された一方、解像度が上がるほど処理負荷とVRAMへの要求が大きくなり、GPUによって実用的な条件が大きく変わる結果となっている。

テストにはRyzen 7 9800X3Dを搭載した環境を使用し、『NBA 2K27』を最高画質、レイトレーシング有効、ネイティブ解像度で測定している。DLSS Super ResolutionによるアップスケーリングとMulti Frame Generationは使用せず、DLSS 5そのものがフレームレートや遅延へ与える影響を比較した。

1920×1080ではRTX 5060でもDLSS 5有効時に平均60fps近い性能を維持し、RTX 50シリーズの多くで利用可能な水準となった。一方、RTX 5070以上ではDLSS 5無効時にCPU側がボトルネックとなる場面もあり、機能を有効にするとTensor Coreの演算性能差がより明確に表れている。

2560×1440では要求が一段上がる。RTX 5060 Ti 8GB、RTX 5060、RTX 5050では「Low VRAM」の警告が表示され、Tom’s HardwareはRTX 5070を快適に使うための基準と評価している。RTX 5070 TiやRTX 5080ではMulti Frame Generationを併用できるだけのフレームレートと遅延の余裕も確認された。

4Kではさらに負荷が大きく、RTX 5070 Tiでも入力遅延を含めると厳しい場面がある。NVIDIAが『NBA 2K27』の4K環境でRTX 5080またはRTX 5090を推奨している理由とも一致しており、DLSS 5を高解像度で利用する場合は上位GPUほど有利になる。

興味深いのは、従来のDLSS Super Resolutionほどアップスケーリングによる性能改善が大きくない点だ。DLSS 5では最終出力解像度に応じてNeural Renderingの処理時間が発生するため、入力解像度を下げても処理時間全体を大幅には短縮できない。低価格帯GPUではフレームレートだけでなく、VRAM容量と遅延も含めて設定を調整する必要がある。

gamepc-news.comではこれまでDLSS 5の提供開始や非公式動作を取り上げてきたが、今回は正式対応ゲームを使ったRTX 50シリーズ横断の実測データが出た点が新しい。DLSS 5は「対応GPUなら同じように使える」機能ではなく、解像度によって必要なGPUクラスがかなり変わる技術と考えたほうがよさそうだ。

出典:Tom’s Hardware

管理人コメント

DLSS 5、画質の変化はかなり大きい一方で、処理負荷もちゃんと大きい。WQHDでRTX 5070、4Kで5080以上が目安となると、未来の映像はなかなか食いしん坊です。特に8GB勢はVRAM警告も出ているので、DLSS 5を使うなら「対応しているか」より「余裕を持って回せるか」を見たほうがよさそうです。

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