NVIDIAがGeForce RTX 50シリーズ向けに提供しているDLSS Multi Frame Generationを、RTX 40、RTX 30、さらにRTX 20シリーズで動作させる非公式Modが登場している。
従来も旧世代GeForceでフレーム生成を利用する方法は存在したが、AMD FSR Frame Generationなどへ置き換える方式が中心だった。今回のプロジェクト群は、NVIDIA自身のDLSS Multi Frame Generationコードを旧世代GPUで動作させようとしている点が異なる。
RTX 40シリーズでは複数のModが開発されており、DirectX 12やVulkanでDLSS Frame Generationに対応するゲームを対象に、固定倍率や動的なMulti Frame Generationを利用する実装が進んでいる。
RTX 30シリーズ向けには、Ampere世代のCUDA Compute CapabilityであるSM86へ対応させるバックエンドが公開された。RTX 3080 Tiでテストされ、2X、3X、4XのMulti Frame Generationを動作させることができるとしている。
さらにRTX 20シリーズ向けのSM75版も登場した。RTX 2060 Max-Qと『The Witcher 3』のDirectX 12環境でDLSS Frame Generationを有効化できたことが確認されている。
ただしRTX 30/20向けは特に開発初期段階であり、ゲームによってフレーム生成の項目が表示されない、クラッシュする、映像に乱れが発生するといった報告もある。
また、NVIDIAが正式に対応したわけではない。ドライバー、NVIDIA App、ゲーム、DLSSランタイムなどの更新によって突然動かなくなる可能性もある。
gamepc-news.comではDLSS 5 Neural Renderingを旧RTXで動かす非公式検証も扱ってきたが、今回の対象はNeural RenderingではなくMulti Frame Generationである。旧世代GPUでも技術的に動作する余地が見えてきた点は興味深いが、安定動作や正式サポートとは分けて考える必要がある。
出典:Wccftech
管理人コメント
RTX 20までMulti Frame Generationが動くとは、旧GeForceがまた柵を越えてきました。ただし今回は完全に非公式。クラッシュや表示崩れも報告されており、「動いた=普通に使える」ではありません。それでもハード的にどこまで可能なのかを見る実験としては面白い。購入判断ではなく、技術デモとして眺めるのがちょうどいいです。








