開発途中とみられるNVIDIAの「DLSS 5 Neural Rendering」を、正式対応していないGeForce RTX 30シリーズで動作させる非公式検証が相次いでいる。RTX 3080を使った『Deep Rock Galactic』のテストでは、適用前の約130fpsから適用後は4fpsまで低下した。
今回使われたのは、流出したDLSS 5関連ファイルへMod開発者が手を加えた実験的な実装だ。NVIDIAがRTX 30シリーズ向けに提供した正式版ではなく、動作や性能は将来の公式対応を示すものではない。
RTX 3070 Laptop GPUを搭載した環境では、『Kingdom Come: Deliverance II』でNeural Renderingを有効にすると、レンダリング遅延が約29ミリ秒から3,326ミリ秒へ増加した。RTX 3050やRTX 3060 Tiを使った複数の報告でも、『Control』などで1fps前後まで落ち込んでいる。
一方、設定を調整したRTX 3080 Tiでは『Satisfactory』が30fpsに達したとの報告もあり、結果はGPU、ゲーム、実装方法によって異なる。それでも、現段階のAmpere環境では大半のテストが一桁fpsとなっており、実用的な状態とは言いにくい。
RTX 30シリーズは、流出したモデルが利用するとみられるFP8演算をネイティブに扱えない。RTX 40シリーズへ非公式導入した先行検証よりも性能低下が大きいことから、アーキテクチャ上の違いが処理負荷へ影響している可能性がある。
NVIDIAはDLSS 5を2026年秋に投入するとしているが、正式な対応GPU世代は明らかにしていない。今回の結果は「RTX 30でも処理を開始できた」ことを示す一方、公式対応や実用性能を保証する材料にはならない。RTX 30ユーザーが買い替えを判断するには、NVIDIAによる対応世代の発表と正式版のベンチマークを待つ必要がある。
管理人コメント
RTX 3080で約130fpsから4fps。起動したことは確かですが、ゲーム側はほぼ閉店です。RTX 30でも処理できた点は興味深いものの、流出ファイルを使った非公式実装であり、正式対応とは別の話。この数字だけを見てRTX 30を手放すのは早く、まずNVIDIAの対応世代発表を待ちたいです。








