中国DRAM大手CXMT、NAND参入を準備か 北京新工場に研究開発ラインとの報道

このページには広告が含まれています

中国最大のDRAMメーカーCXMTが、SSDなどに使われるNANDフラッシュ市場への参入準備を進めていると報じられた。北京の新工場にNANDの研究開発用生産ラインを設ける計画で、すでに一部顧客とも協議しているという。これまでDRAMを主力としてきたCXMTがNANDまで手掛ければ、中国のメモリ産業ではYMTCとの事業領域が重なることになる。

報道によると、CXMTは北京に研究機関も設立し、その研究テーマの一つにNAND開発を含めている。新興企業の顧客とは、AIやスーパーコンピューター向けストレージに使うNANDの供給について話し合ったとされるが、研究ラインの稼働時期は明らかになっていない。さらに、試作から大規模量産まで進むかどうかも現時点では不明であり、「CXMT製SSD用NANDが近く大量供給される」と見る段階ではない。

中国ではこれまで、CXMTがDRAM、YMTCがNANDを中心に成長してきた。しかしYMTCも低消費電力DRAMのサンプル出荷を進めていると報じられており、両社が互いの主力市場へ踏み込み始めている。メモリ不足が続く局面で新たな供給元が増えることは中長期的には競争を促す要因になるものの、研究開発ラインだけで現在の供給逼迫がすぐ緩和するわけではない。

PCユーザーにとって焦点になるのは、この動きが最終的に消費者向けSSDの供給へどこまでつながるかだ。CXMTが量産まで進み、既存大手やYMTCとの競争が強まればNAND市場の供給構造は変わり得る。一方、現段階では研究開発計画にとどまるため、直近のSSD価格や供給を変える材料というより、数年先のNAND市場を左右する可能性のある動きとして見る必要がある。

出典:TechPowerUp

管理人コメント

NANDの供給元が増える方向自体は歓迎ですが、今回はまだ研究開発ラインの話。これでSSDがすぐ安くなる、と期待するのは早すぎます。とはいえCXMTが本格量産まで進めば、SamsungやSK hynix、Micron、YMTCに新たな競争相手が加わることになります。SSD市場では数年先に効いてくる可能性がある動きです。

かんたんお宝ゲーミングPC検索

0台

PCパーツの価格推移

🖥 GPU 価格推移
🖥 CPU 価格推移
よかったらシェアしてね!
目次