中国CXMT、DRAM生産を2031年に月80万枚へ拡大か DDR5需給改善の可能性

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中国のDRAMメーカーCXMTが、2031年までにウエハー生産能力を月80万枚へ拡大する計画だと報じられた。現在の月約20万枚から5年で約4倍となる規模で、実現すればSamsung、SK hynix、Micronを中心とする世界のDRAM供給構造へ影響を与える可能性がある。

CXMTは2026年末までに月30万枚へ増強するほか、上海と合肥で建設中の2工場によって月60万枚まで拡大する計画とされる。2026年から2031年にかけて毎年約10万枚ずつ能力を増やし、HBM向けにも月約5万枚の生産枠を設けるという。

製造技術では、DRAMトランジスタへHKMGを導入したとの情報も出ている。HKMGは従来のシリコン酸化膜とポリシリコンゲートを、ハフニウム系の高誘電率材料と金属ゲートへ置き換える技術だ。微細化に伴う電流漏れを抑えやすく、消費電力や動作速度を改善できるため、CXMTが1α世代以降へ進むための材料になるとみられている。

同社はG4プロセスによるLPDDR5XやHBM3のサンプル開発を進め、DDR6についても研究開発段階の検証を完了したと伝えられる。ただし、生産能力と先端技術に関する数字には未確認の情報が含まれており、量産時期や歩留まりは明らかになっていない。

計画どおりDRAM供給が増えれば、中国市場で大手3社の製品に集中していた需要が分散し、日本を含む他地域へ回る供給量が増える可能性がある。長期的にはデスクトップPC向けDDR5の入手性改善や価格安定につながり得るが、増産分がHBMやLPDDRへ優先配分される可能性もあり、足元の品薄をすぐ解消する材料ではない。

出典:Wccftech

管理人コメント

月20万枚から80万枚。4倍です。増産のアクセル、床を突き抜けています。中国市場の需要をCXMTが引き受ければ、大手3社のDDR5が日本へ回りやすくなり、品薄や高騰が和らぐ可能性もあります。ただしゴールは2031年で、増産分がHBMへ走る展開もあり得ます。DDR5、まだ祝杯を上げるには早い。

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