ソニーが2028年初頭に物理メディアの製造を終了すると発表したことが、ゲーマーコミュニティに大きな波紋を広げている。PlayStation専門メディア「Push Square」が実施したアンケートでは、回答者6,454人のうち45%がこの発表を受けてPC Gaming への移行を「真剣に検討している」と回答した。Change.orgでは「Don’t Kill the Disc」と題した請願活動まで始まっており、物理メディア廃止への反発は広範に及んでいるといえる。
PC移行を検討する理由として、回答者の41%がソニーの物理ゲーム終了を直接の原因として挙げている。また、Xboxも物理メディアから距離を置く方向で動いているとされており、次世代機「Xbox Helix」ではディスクのデジタル認証システムの導入が噂されている。Xbox Helixはほぼ確実にPC・コンソールのハイブリッド機になるとみられており、PCとXboxゲーミングをひとつの生態系として扱う戦略を取っているようだ。
価格面でも、コンソールゲーマーの不安は高まっている。PS6の製造コストが1,000ドル前後に達するとの噂もあり、単純換算で約16万円。税金や流通コストまで含めれば、日本での販売価格が18万円前後に達する可能性もある。同アンケートでは5,664人の回答者のうち1,000ドル以上の価格でPS6を発売時に購入すると答えたのは、わずか14%にとどまった。一方、29%が「ゲーミングPCを購入または自作する」と回答し、別の29%はPS6世代をまるごとスキップすると答えている。コンソールはこれまで初期費用の安さでPCに優位性を持っていたが、その強みが揺らぎつつある状況だ。
こうした動きの背景には、PCプラットフォームの競争力が年々高まっているという現実がある。元ソニー幹部の吉田修平氏でさえ、PC版のリリースがコンソール販売を食うとは考えていないと発言しているにもかかわらず、ソニーはPC向けポートを減らしコンソール独占タイトルを強化する方針へと舵を切っているとされる。PlayStation・Xbox双方がマルチプラットフォーム路線から再び独占戦略へ回帰する姿勢を見せており、PCゲーミング市場にとっては皮肉にも追い風になっているといえるだろう。
出典:TechPowerUp
管理人コメント
「ディスクを売らないならPCに行くぞ!」と45%もの人が言い出す時代。PCゲーマーとしては「いらっしゃい!」と大歓迎したいところだが、RTX 5000シリーズのお値段を見た瞬間に「やっぱりコンソールでいいか…」ってなるオチまで込みで楽しんでほしい。物理メディア廃止、ある意味で最強の無料PC広告だ。








