ASUSは2026年第2四半期の投資家向け説明会で、NVIDIAの新プラットフォーム「RTX Spark」を搭載した自社製品について、流通向け初回割当がすでにすべて埋まったことを明らかにした。想定を上回る需要を受け、追加発注を進めているという。
ただし、完売したのは販売代理店や流通業者向けに割り当てられた初回生産分であり、一般ユーザー向け予約が完売したという意味ではない。現時点では出荷台数や初回ロットの規模も公表されておらず、市場全体への供給量はまだ不明だ。
RTX Sparkは、MediaTekと共同開発した20コアArm CPUとBlackwell世代GPUを組み合わせた新しいAI向けプラットフォームで、最大128GBのLPDDR5X統合メモリを搭載。AI処理性能は最大1PFLOPSに達するとされ、NVIDIAは小型デスクトップやノートPC向け製品として展開を予定している。
ASUSはすでにComputexで「ProArt P16」「ProArt P14」、Mini PCなどのRTX Spark搭載モデルを公開している。一方、現時点ではROGブランドを含め、ゲーム向け製品は発表されておらず、RTX SparkはAI・クリエイター用途を中心とした展開が続いている。
今回の「初回割当完売」は、ゲーミングPC向け製品が飛ぶように売れているという話ではない。しかし、AI・クリエイター市場でRTX Sparkへの期待が想定以上に高いことを示すニュースと言えそうだ。今後、ゲーミング向けモデルが投入されるのかも注目される。
出典:ASUS Q2 2026 Call (Investing)
管理人コメント
「初回分完売!」と聞いて一般販売が秒で蒸発したのかと思ったら、埋まったのは流通向けの初回割当。それでも追加発注まで入るあたり、AI界隈の財布は相変わらず元気です。今はProArt中心ですが、ROG版まで出てきたらゲーマー側も「そのSpark、こっちにも寄こせ」と急に騒がしくなりそうです。








