AnthropicがAkamai Technologiesと7年間で116億ドル規模のクラウド利用契約を結んだ。日本円では約1兆8328億円に相当し、さらに最大90億ドル分が追加される可能性もある。AIインフラへの巨額投資というとNVIDIAなどのGPUが主役になりやすいが、今回Akamaiが明示したのは、Anthropicで急増しているCPU処理需要への対応だ。
Akamaiは契約に必要な処理能力を整備するため、約55億ドルを設備構築へ投じる見通しで、2026年の支出計画もサプライチェーンやメモリ確保を目的に約17億ドル引き上げる。Anthropicとの契約による売上計上は2027年後半から始まり、2028年末までに関連設備を全面稼働させる計画だ。稼働後の年間売上高は約17億ドルを見込んでいる。
生成AIでは学習や推論を担うGPUの需要が注目される一方、サービスを実際に運営するには、データ処理やストレージ、ネットワーク、エージェント処理などを支える大量のCPUも必要になる。Anthropicほどの規模になると、その周辺処理だけでも兆円単位のインフラ契約へ膨らむことが今回の案件から見えてくる。AI需要による半導体不足やサーバー投資は、GPUだけを追っていては全体像を捉えにくい段階へ入っている。
出典:Forbes JAPAN
管理人コメント
AI需要というとGPUの話ばかり目立ちますが、7年116億ドルをCPU処理へ投じる規模になると景色が変わります。GPUの隣でCPUも大量に必要。主役の横で裏方が倉庫ごと増員される感じです。サーバーCPUやメモリまで需要が広がれば、PCパーツ市場にも間接的な圧力がかかる可能性があります。








