Zen 6世代「Olympic Ridge」はコア数・キャッシュ量が大幅増加へ、EPYC Veniceの仕様から判明

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AMDはサーバー向けプロセッサ「EPYC Venice」としてZen 6アーキテクチャを初めて市場に投入した。これまでのAMD製品はRyzen(デスクトップ向け)が先行し、後からEPYCが登場するという流れが続いていたが、Zen 6世代では初めてサーバー向けが先行した形となる。デスクトップ向けRyzen「Olympic Ridge」の登場は2027年初頭になる見通しとされており、今回のEPYC Veniceの仕様がその姿を先取りして教えてくれる内容となっている。

EPYC Veniceの仕様を分析すると、Zen 6世代ではコア数の大幅な増加が確認できる。Zen 3・Zen 4・Zen 5では1つのCCD(Compute Core Die)あたり最大8コアという構成が続いてきたが、Zen 6ではこの制約が打破される見通しだ。結果として、デスクトップ向けRyzen Olympic Ridgeでは最大24コアという構成が実現できるとみられており、これはZen 5世代の最上位構成を大きく上回るものとなる。

キャッシュ面でも進化が期待される。Zen 3以降はCCD1基あたり32MBのL3キャッシュを共有する設計となっていたが、Zen 6ではこの構成がさらに拡張される可能性がある。3D V-Cacheについても引き続き採用される方向とみられており、より多くのコア数と組み合わさることで、ゲームや映像制作などのワークロードにおいて大きなパフォーマンス向上をもたらすことが期待されている。

AMDがRyzenより先にEPYCを投入した背景には、AIコンピューティングへの旺盛な需要があると同社は説明している。PC市場が部品価格の高騰や供給不足の影響を受けている中で、サーバー・データセンター向けの優先度を上げた判断とみられる。それでも、デスクトップPC市場はAMDにとって重要な位置づけであることに変わりなく、Olympic Ridgeはエンスージアスト向けに大きな期待を集めている状況だ。

Ryzen Olympic Ridgeは2027年初頭の登場が見込まれており、AM5プラットフォームに対応する予定とされている。EPYC Veniceの詳細が明らかになるにつれ、デスクトップ向けの仕様についてもさらなる情報が出てくるとみられる。Zen 6世代のRyzenがゲームやクリエイティブ用途でどれほどの実力を発揮するか、今後の続報が注目される。

出典:https://wccftech.com/amd-epyc-venice-previews-zen-6-ryzen-olympic-ridge-cpus-more-cores-3d-v-cache-clocks/

管理人コメント

最大24コアのRyzenが来るとなれば、もはや「何でこんなにコアが要るの?」というツッコミが追いつかないレベル。ゲーム中にコアが余ってエネルギーを持て余す未来、想像するだけで笑える。とはいえ3D V-Cache込みで24コアとなれば、ゲームも配信も録画も全部同時進行でも余裕になりそうで、財布だけが悲鳴を上げるわけだ。

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