AMDが、次世代CPUアーキテクチャ「Zen 6」を採用するデスクトップ向けプロセッサのLinux対応を進めている。Linux 7.3向けの更新では、Zen 6世代とみられるCPUに対応するコードが追加された。
今回更新されたのは、AMDの「Host System Management Port(HSMP)」カーネルモジュールだ。
新たにプロトコルバージョン7への対応が追加され、Zen 6世代に該当する「Family 1Ah Model 80H」プロセッサがサポート対象となった。
さらにAMD Platform Management Framework(PMF)ドライバーにも新しい機能が追加されている。これらは、次世代デスクトップCPUとして登場が見込まれている「Olympic Ridge」に向けた準備とみられる。
Linuxカーネルへの対応開始はCPUの発売日を直接示すものではないが、AMDが次世代デスクトップ製品を実際のソフトウェア環境で動かすための準備を進めていることを示す材料となる。
Zen 6では、1つのCCDに搭載するCPUコア数がZen 5世代から増加するとの情報も出ている。
現行のZen 5では1CCDあたり最大8コアだが、Zen 6では最大12コアへ拡大すると報じられている。2CCD構成では12コア、16コア、20コアなどの製品に加え、最上位モデルでは24コアに達する可能性がある。
製造プロセスについてはTSMCのN2、いわゆる2nm世代が採用されるとみられており、より高いトランジスタ密度を生かしたコア数の増加が期待されている。
ただし、CCDあたり12コアや最大24コアという仕様についてAMDは正式発表していない。現時点では、Linux側でZen 6世代のCPUに向けた対応が始まったことと、報道されている製品仕様は分けて考える必要がある。
次世代Ryzenの正式な製品名、コア構成、クロック、発売時期などはまだ明らかになっていない。
出典:TechPowerUp
管理人コメント
Linux対応が始まったからZen 6がすぐ発売、という話ではありません。ただ、次世代デスクトップCPUを動かすための準備が着実に進んでいるのは確かです。気になるのはやはり1CCD最大12コアの噂。実現すればRyzenの構成はかなり変わります。24コアX3Dなんて出てきたら、またCPU比較表が大変なことになります。








