AMDがデスクトップ向けCPU「Ryzen 5 7500」と「Ryzen 5 5500F」を正式に投入した。どちらも6コア12スレッド構成で、Ryzen 5 7500はZen 4世代のAM5向け、Ryzen 5 5500FはZen 3世代のAM4向け製品となる。
Ryzen 5 7500は、既存のRyzen 5 7500Fへ内蔵GPUを追加した位置付けに近い。CPU部分は6コア12スレッド、ベースクロック3.7GHz、最大ブースト5.0GHz、TDP 65Wで、L2+L3キャッシュは合計38MBとなる。
大きな違いはRDNA 2世代の内蔵GPUを搭載することだ。2基のGPUコアを備え、最大2.2GHzで動作する。高い3D性能を狙ったものではないが、グラフィックボードを外した状態でも映像出力できるため、トラブル時の確認やGPUを使わない構成では7500Fより扱いやすい。
米国での価格はRyzen 5 7500が189ドルとされる。Ryzen 5 7500Fは現在157ドル前後、上位のRyzen 5 7600は226ドル前後で販売されており、価格上も両者の中間に入る。
もう一つの新製品となるRyzen 5 5500Fは、10年目を迎えたAM4向けの新CPUである。Zen 3世代のVermeerを採用し、6コア12スレッド、3.0GHzから最大4.4GHz、TDP 65Wという仕様になっている。
名称はRyzen 5 5500に近いものの、中身は同じではない。5500はCezanneベースなのに対し、5500FはVermeerを採用する。ただしL3キャッシュは16MBに制限されており、Ryzen 5 5600の下位に位置付けられる。
米国価格は99ドル。AM4環境を安く維持したいユーザーには新しい選択肢となる一方、新規にゲーミングPCを組む場合は将来のCPU交換も考慮してAM5との価格差を見る必要がある。
Ryzen 5 7500については、9月上旬に製品情報がリークしていたが、今回AMDの製品ラインアップへ正式に追加されたことで存在が確定した。日本での販売価格や流通時期は現時点で明らかになっていない。
出典:VideoCardz
管理人コメント
Ryzen 5 7500は7500Fに内蔵GPUを足した分かりやすい立ち位置。価格差が小さければ、トラブル時にも映像を出せる7500のほうが扱いやすいです。それより驚くのは5500F。AM4、10年目なのに新人が増えました。ただ新規PCなら基本はAM5。5500Fは既存AM4を安く延命したい人向けと考えるのがよさそうです。








